私は、ほのおのにっきでも度々登場している「中濃水難救助隊」の訓練担当をしている者です。
とある水難救助訓練当日、私は、訓練の可否判断をするため予定地である長良川(美濃橋)の状況を確認していました。この日の予報は終日雨模様とのこと。
それが、下の写真(7:30撮影)です。小雨で濁りもなく、多少の増水はしているもののなんとか訓練ができるかな?という状態でした。
水難救助隊長や上司と相談の結果、①上流での雨量が多いこと、②今後、天候悪化が見込まれることを判断基準として訓練を中止することになりました。
半日後・・・・・
15:00に水難救助隊長から送られてきた写真を見て、ぞっとしました。
かなり増水しています。わずか半日で、変化する川の状態を見て、改めて、私は、隊員の命を守る立場として「川を読む力」を身に着ける必要があると感じました。
追伸
過去にこのような川の増水の恐れを注意喚起しながらも避難しなかったためにこどもも含め多くの犠牲者を出した水難事故がありました。同じような悲劇を起こさないようにしましょう。