安否確認とは・・・
「ある人が生存しているか、どこにいてどうしているか」を確認することを指します。特に災害時に多く耳にする言葉であり、家族や友人など身近な人の安全を確認することを広く意味します。
ある日姉から電話で「最近、母さんの耳が遠くなって、全然話が通じない。大丈夫なの?」という連絡がきました。母親と一緒に暮らす私は特に違和感を覚える事もなく、むしろ年齢の割には元気だと感じるくらいでした。70代半ばになる母親は、携帯電話もスマートフォンを使い、高齢者同士のお友達ともラインを使い、気になる情報は検索、気に入った写真を送信するくらいです。
すると、もう一人の姉からも同じ内容の電話がありました。「母さん大丈夫なの?」
もしかしたら!!と思い、母親の携帯電話を確認すると・・・
母親の携帯電話の受話音量が、最小になっていました。
これでは、まともな会話もできるわけがありません。原因が携帯電話の音量と判明して一件落着となりました。
些細な事ですが、異変に気付いた姉達。今回は私が、すぐに気が付いて、笑い話で済みましたが、ふと考えてしまう出来事でした。
「安否確認」というと、物々しい言い方ですが、「元気か?最近どう?」と、こまめに連絡を取り合うというには大事なことだとつくづく実感しました。
コロナ過で疎遠になりつつあった友人にも「安否確認」してみてはいかがでしょうか?