ほのおのにっき

見えてますか?

ほのおのにっき 2021年9月8日

みなさんの視力はいかがでしょうか?私は消防署で働き始めてからというもの、意外と事務仕事の量が多く、沢山の書類やパソコンのモニターとにらめっこをする時間が長いためか、段々と視力が低下してきました。

消防職員にとって視力が低下することは忌々しき問題です。視力が低下してきたら、メガネやコンタクトレンズといった視力矯正を行うのが普通かと思います。

しかし私たちは、たとえ仮眠中であっても出場指令が入ったらすぐに飛び起きて出場しなければならず、コンタクトレンズを装着しているような時間はありません。だからといって、コンタクトレンズを装着したままで仮眠をとるわけにもいかないので、夜間に限り火災や救助といった激しい動きをする現場では不向きな眼鏡をかけて出動しています。これが多くの職員の悩みの種になっています。

よく聞く視力回復法といったら“レーシック”を思い浮かべる方が多いかと思います。だけど、「失敗したらどうしよう…」とか「手術は怖い」、「レーシックの適性がない」などという理由で、なかなかレーシックに踏み切れない方もいるかと思います。

そこで、そんな方にオススメな視力矯正法を紹介します。

それは“オルソケラトロジー”というものです。オル?オル?オロ…ソ?ケ…トジー?なんていう方もいるかと思います(笑)これは別名“ナイトレンズ”とも呼ばれており、普通のコンタクトレンズとは異なり、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装着することで角膜の形を矯正して、翌朝にはレンズを外した裸眼の状態でも目が見える様になるという代物です。

私もオルソケラトロジーを装着したところ、両目で0.7だった視力が2.0まで向上しました。

 

そしてコレの最大とも言えるメリットは、レンズの装着を中断すれば視力を元の状態に戻せるということです。また、レーシック手術ができない子供にも使うことができます。成長期の子供の近視進行を抑制する効果があり、子供の頃から装着するだけで将来的には裸眼での生活が可能となります。

視力低下に悩んでいるそこのアナタ!!こんな視力矯正の方法もありますよ。

※視力回復などには個人差があります。専門医等と相談したうえではじめてみてはいかがでしょうか。

 

04-2021-9.8