ほのおのにっき

怪我をしたときは

ほのおのにっき 2021年8月30日

趣味のキャンプを始めて数年、新型コロナウイルスのため自宅で庭キャンしてストレスを解消しています。

しかし、キャンプ中は自宅であっても、調理中の切り傷やテント設営時の打撲や擦り傷、たき火の火の粉による火傷など、さまざまな場面で怪我をしてしまうことがあります。

皆さんは怪我をしたときどのような処置をしていますか?

私の子供の頃は、転んで怪我をした時は水道水で土などの汚れを落としたあと、消毒薬を傷口に塗られました。この傷口に消毒薬を塗るのが、怪我をした時以上に痛くて嫌だったのを覚えています。

しかし、現在の応急処置では消毒薬の使用はおススメしていません。傷口に消毒薬を塗ると細菌と一緒に、直すために必要な細胞まで殺してしまうため、かえって直りが遅くなることがあり、さらには傷跡が残ってしまうこともあるからです。

では、どのように処置をすればよいのか。

怪我をしたときは、傷口に汚れや細菌が残らないよう水道水できれいに洗い流します。

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 その後、創傷被覆材(絆創膏)などを使用して雑菌が侵入しないようにします。もしも創傷被覆材がないときはきれいなタオルなどで傷口を覆ってください。

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小さな怪我であれば、処置後は定期的に傷口を洗いきれいな布などで覆う、などを繰り返し行うことで回復しますが、傷口が深く出血が続くなど他に異常がある場合はすぐに119番通報をして下さいね。