皆さん、「どちて坊や」をご存知ですか?
「どちて坊や」とは、あの有名なテレビ漫画「一休さん」の登場人物で、いつも「どちて?(どうして?なんで?)」と聞いて大人を困らせる男の子です。
そうなんです!我が家にも「どちて坊や」ならぬ「どちて娘」が!!
ある天気の悪い薄暗い朝、
娘「ねー、まだ夜なの?なんで暗いの?」
私「もう朝だよ、お天気が悪いから暗いんだよ」
娘「なんで?おひさまは?おひさまはどこにいったの?おひさまが寝ているの?」
私「おひさまは雲の後ろにいるよ」
娘「なんで雲の後ろにいるの?」
私「なんでだろうね・・・」
最近、うちの3歳になった娘がことあるごとに「なんで?」とよく聞いてくるのです。
お子さんをお持ちの方なら、経験があるのではないでしょうか。
普段、疑問に思わないことばかり聞いてくるので、返事に困ってしまいます。
あれ、どうしてだっけ‥と、疑問に思い携帯で検索。
子どもにわかるように伝えるのも大変です。
子ども心の素直な『なんで?』に、大人の私も見方が変わったり、ちょっとだけいつもと違う角度から物事を考えたりします。
大人になればなるにつれて、当たり前で済ませてしまったり、疑問も持たず気にも止めないことばかりです。
仕事も同じです。
入所当時は新鮮なことばかりあり、分からないことがほとんどで、ドキドキと程よい緊張感がありましたが、年々分かることが増えるにしたがって、気にも止めない当たり前のことが増えてきたのかもしれません。
子ども達の「なぜ?」「どうして?」と疑問に思い、知りたい気持ちを忘れず持つことで
色々なことを見直す良いきっかけとなってくれるでしょう。
皆さんも、ぜひ周りを見渡して「なぜ?」を見つけてみてはいかがですか。
新たな発見があるかもしれません。