今年度から会計年度職員(総務課)として中濃消防組合で働きはじめた新人女子事務員です。
消防署で仕事をしはじめ、新たな発見と驚きの毎日です。
今回はそのうちのひとつをつぶやきます。
火事が起きたら何で消す?
多くの人は、「水」で消す、と答えるでしょう。
ですが最近は、「泡」でも消すのです。
泡・あわ・アワ・AWA…
「泡」で消す、ってどういうこと?
お風呂に入った時のことを想像してみてください。
シャワーでお湯をからだにかけると、皮膚の表面をサーっと流れていきます。
では、せっけんやボディソープを泡立てて、皮膚にのせるとどうなりますか?
泡は皮膚の表面にしばらく残りますよね。
それと同じで、水よりも泡の方が広範囲に定着し、
壁等に付着してとどまる時間が長いので、
水だけで行う消火活動よりも、泡を使用した消火活動の方が効率が良くなります。
火事が発生したら、単純に水をかけて消火すると思っていましたが、
どうやら消火技術はわたしの想像をはるかに超えて、進化していました。
しかも!この泡って、せっけんやシャンプーと同じ
天然成分由来の界面活性剤が主成分なんですって。
消火活動が終われば、泡は自然に消え、環境にも配慮されているとのこと。
「泡」で消す。これが最近の消防トレンド、なのかもしれません。
