第50回消防救助技術東海地区指導会(通称:救助大会)が
7月30日(土)に、名古屋市にあるイオンモール熱田で開催されました。
東海三県の消防士が一堂に会し、様々な競技で技を競います。
中濃消防組合では、「ロープブリッジ救出」と「ほふく救出」にエントリーしており、
数か月前から、業務の合間を縫って毎日のように訓練を重ねてきました。
(競技の内容や、様子などは「ほのおのにっき」やインスタグラムの記事をご参照ください)
ロープブリッジに出場する選手は、何百回とロープを渡り、何百回とロープを結び、
何百回と吊り下げられた要救助者をロープで引っ張り、要救助者は、
引っ張る隊員の負担を少しでも減らすために減量を頑張ってこの日を迎えました。
ほふくの選手もまた、何百回とロープを結んで、何百回とせまい煙道の中に入り、
要救助者を引っ張っては担いで走る、ということを繰り返した毎日でした。
少しでもいいタイムを出したい、減点なく競技をしたい。そんな気持ちで挑んだと思います。
残念ながら、どちらの種目も全国大会への切符を得ることはかないませんでしたが、
それでも、この数か月寸暇を惜しんでこの競技にささげた情熱は、隊員の心の糧となり、
訓練時、競技の審判役を買って出てくれた先輩や、
過去に救助大会に出場したことのある先輩からの丁寧な指導など、
この大会を迎えるまでに、多くの人の協力や、応援があったことにも気付けたでしょう。
自分の役目を果たすこと、仲間を信頼すること、
多くの人の支えがあって成立することなど、
それぞれがこの大会を通して得たものや感じたことは
ぜひとも今後の業務に活かしていってほしいと思います。
大会を終え、一回りも二回りも大きく成長した彼らの今後に期待です!!!