寒さが日に日に増してく今日この頃。
11月26日は、11(いい)26(ふろ)、『いい風呂の日』です。※一般社団法人日本記念日協会認定の記念日
冷えた体が温まる。疲れた体を癒す。 お風呂って気持ちいいですよね♪
しかし!!癒しの場となるお風呂は、家庭内での事故が起こりやすい場所でもあります。
その理由、、、、
『 ヒートショック 』 という言葉をご存じですか?
急な温度変化が体に与えるショック のことをいいます。
リビングなどの温かい部屋から移動して、冷えている脱衣場や洗い場を経て、暖かいお湯に浸かり、温まった体で冷えた脱衣場に出る・・・
この寒暖差「ヒートショック」が、体の負担となって血圧が大きく変動し、意識を失い転倒したり、浴槽内で溺れたりと命に係わる事故になります。
中濃消防組合管内である関市・美濃市での救急事故発生状況を調べたところ、
12月と1月に多く発生しており、とくに75歳以上の高齢者の方々は注意が必要です。
冬場におこりやすいのは気温の寒暖差が生じやすいからです。
事故の予防対策は、
① 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
部屋、脱衣場・洗い場、お風呂などの温度差を少なくすることが大切です。
② お湯の温度は41度以下、お湯に浸かる時間は10分までを目安にしましょう。
熱すぎるお湯は体に負担となり、湯あたりのほか事故が起こりやすくなります。
冷えた体を暖めるためにお湯を熱くするのではなく、部屋を暖かくしましょう。
③ 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
浴槽から出る時は、血圧が下がり立ちくらみのように意識を失うことがあります。
手すりや、浴槽の縁につかまってゆっくりと出ましょう。
④ 食後、飲酒後、薬を飲んですぐの入浴は控えましょう。
食後、薬服用後は血圧が下がったり眠気が強くなったりします。また、飲酒によって事故が起きやすくなると考えられています。少し時間をあけてから入るようにしましょう。
⑤ 同居家族に一声掛けてからお風呂に入りましょう。
普段より入浴時間が長い、音がしない、など異変に思ったら、一声かけて下さい。
お風呂での事故予防対策をしましょう!
👇武芸川出張所作成のリーフレットです!!