ほのおのにっき

お風呂の事故予防 

ほのおのにっき 2022年11月25日

寒さが日に日に増してく今日この頃。

11月26日は、11(いい)26(ふろ)、『いい風呂の日』です。※一般社団法人日本記念日協会認定の記念日

冷えた体が温まる。疲れた体を癒す。 お風呂って気持ちいいですよね♪

しかし!!癒しの場となるお風呂は、家庭内での事故が起こりやすい場所でもあります。

その理由、、、、

『 ヒートショック 』 という言葉をご存じですか?

急な温度変化が体に与えるショック のことをいいます。

リビングなどの温かい部屋から移動して、冷えている脱衣場や洗い場を経て、暖かいお湯に浸かり、温まった体で冷えた脱衣場に出る・・・

この寒暖差「ヒートショック」が、体の負担となって血圧が大きく変動し、意識を失い転倒したり、浴槽内で溺れたりと命に係わる事故になります。

中濃消防組合管内である関市・美濃市での救急事故発生状況を調べたところ、

12月1月に多く発生しており、とくに75歳以上の高齢者の方々は注意が必要です。

冬場におこりやすいのは気温の寒暖差が生じやすいからです。

事故の予防対策は、

① 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

部屋、脱衣場・洗い場、お風呂などの温度差を少なくすることが大切です。

② お湯の温度は41度以下、お湯に浸かる時間は10分までを目安にしましょう。

熱すぎるお湯は体に負担となり、湯あたりのほか事故が起こりやすくなります。

冷えた体を暖めるためにお湯を熱くするのではなく、部屋を暖かくしましょう。

③ 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

浴槽から出る時は、血圧が下がり立ちくらみのように意識を失うことがあります。

手すりや、浴槽の縁につかまってゆっくりと出ましょう。

 ④ 食後、飲酒後、薬を飲んですぐの入浴は控えましょう。

    食後、薬服用後は血圧が下がったり眠気が強くなったりします。また、飲酒によって事故が起きやすくなると考えられています。少し時間をあけてから入るようにしましょう。

⑤ 同居家族に一声掛けてからお風呂に入りましょう。

普段より入浴時間が長い、音がしない、など異変に思ったら、一声かけて下さい。

お風呂での事故予防対策をしましょう!

 

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