こんにちは。私は昨年の4月から新米救急救命士として救急現場へ出動しています。
今回の日記は、救急救命士になる道のりについて、お話ししたいと思います。
まず、救命士になるためには、なんといっても『国家試験』を受験しなくてはいけません。たくさん覚えることがあって…けっこう難しいです。
国家試験を受験するには受験資格が必要になります。私は消防士になってから救命士を志したため、専門学校や大学での勉強とは異なり、現役消防士の要件で受験資格を満たしています。ではでは…
・受験資格その1・・・消防署での勤務5年以上または2000時間以上救急業務を経験
すること。先輩からのとてーも手厚い教育を受けます。
・受験資格その2・・・救急救命士養成所で6ヵ月以上のすごーく厳しい研修を受けること。
以上の要件を満たすことでやっと国家試験を受験することができます。
いざ国家試験です。午前の2時間40分 午後の2時間40分 一発勝負!
初めて見る問題、サラーサラーと問題をめくる音・・・試験はマークシートなのですが、緊張で丸が塗りつぶせないほど手が震えました。
合格発表は支えてくれた職場の同僚とインターネットで確認。受験番号を確認した時のホッとした気持ち、傷病者に寄り添える救命士になるぞ。という熱い気持ちを今でも鮮明に覚えています。
そんな時から早くも1年が経とうとしています。
まだまだ、先輩救命士のように的確に判断しつつも傷病者に寄り添える救命士には程遠いですが、あの時感じた気持ち、初心を忘れないよう精進していきたいです。