ほのおのにっき

第9回救急技術発表会を開催しました!

ほのおのにっき 2023年3月13日

令和5年3月7日に、第9回救急技術発表会を開催しました。

救急技術発表会とは、救急隊員の医学知識の習得及び病院前救護技術の向上を図るために毎年行われている行事です。実際の救急の現場を想定したシナリオで、選抜された救急隊が活動を行い、職員の前で活動の発表をします。より良い活動を目指して、病院の先生もお招きして、ご指導ご助言をいただきます。

令和元年から令和3年まで、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止していましたが、3年ぶりに開催することができました。

今回、救急隊に課された想定は「体内で出血してショックの症例」「寒い時期に廊下で倒れて低体温の症例」「心肺停止状態で延命処置を希望しない症例」でした。救急隊はどの想定かは知らされず、現場の状況・情報に基づいて救護活動を行います。

本当の救急現場も緊張しますが、救急技術発表会は消防職員や病院の先生もいらっしゃるので、いつもとは違う緊張があります。私も救急技術発表会に救急隊として参加したことがありますが、ものすごい緊張で脇・背中に汗をかいた思い出があります(笑)。

どの救急隊も、日頃からの訓練の成果もありスムーズな活動を行えました。課題も見つかり、次の現場で活かせるよう今後も勉強・訓練していきます。見学した職員も、頭の中で活動のイメージをしたり、大切なことをメモをとるなど実りのある発表会だったと思います。

最後に、今回の発表会に参加した救急隊と運営の皆さんの素敵な笑顔の写真で今日の日記は終わろうと思います。