いつ起こるか分からない災害。皆さんは食料などの備蓄や災害時の避難場所の確認などはできていますか?
そして、自分の身を守る方法も考えていますか?
先日、ある学校へ訓練指導に伺いました。
今回の訓練では、避難訓練と併せ、三角巾や毛布を使用した応急手当を学ぶ救急講習を実施しました。
学生の皆さんが慣れない講習に悪戦苦闘しながらも、真剣な眼差しで取り組む姿を見て、大変頼もしく感じました。
記憶に新しい熊本地震や東日本大震災では、学校などが避難所となり、授業が通常通り実施できない状況でありました。
その中で、学生たちが誰に言われることもなく、進んでボランティアに参加し、被災者のために尽力したことが報道で取り上げられました。
しかし、学生たち自らも「被災者」でした。
災害を乗り切るために必要な標語のひとつに「自助・共助・公助」という言葉があります。
今回の講習ではみんなで助け合い、困難を乗り切る「共助」の精神を身をもって学ぶことができました。
また、学生の皆さんからは「ひとりではできないことも、みんなで助け合えばできる」といった声を聞くことができました。
いつ起こるか分からない災害。
この共助の精神が広がり、もしもの時にみんなで助け合える地域づくりができると良いですね!