救急隊が現場活動の際、上下水色の感染防止着を着用しています。
皆さんは、ある一定の救急隊員(主に救急救命士の資格をもった隊員)が感染防止着の上にベスト(vest)を着用しているのをご存知でしょうか?
※文章内カタカナ「ベスト」は、服のvest。
今回はこの「ベスト」に着目してみました。
ベストにもいろんなタイプがあり、青、赤、水色と様々です。
では、このベストには何が入っているのでしょう?
隊員によって違いますが、現場ですぐ使いたい物を各隊員が各々考えてポケットに入れています。
例えば・・・
すぐメモが取れるようにボールペン。 すぐ観察ができるように聴診器、ペンライト。傷病者の服を切るためのハサミ。 傷の被覆、止血のためにガーゼ、三角巾。 暗闇で使うための携帯ライト。 病院に連絡するための携帯電話、予備のゴム手袋やシューズカバーなど様々な物を入れています。
また、このベストは背中部分が反射材となっている物もあり、夜間道路上での活動の安全確保も担ってくれています。
全ては現場活動が円滑にいくように、救急車を呼ばれた皆さんのためにいろいろ考えています。
ベストだけに…常に現場でBESTが尽くせるように…