美濃消防署では、4月から5月にかけて救助隊の指導のもと、主に若手職員や異動職員を対象に車両破壊救助訓練を行いました。
交通事故救助事案は、車の安全性能も向上し年々減少傾向ではありますが、ひとたび事案が発生すると、車の損傷具合は千差万別で救助方法に悩まされることは多々あります。
救助隊員が交通事故救助事案に出場した時に、考えていることは皆さん何かわかりますか?
1 隊員が安全に活動するためには?
2 要救助者に負担を掛けずに救助するためには?
3 最短で救助するには?(破壊を最小限にして、手数を減らす。)
等々状況によっても違いますが、上記のようなことを考えています。
このように、より安全に、より痛みがなく、より速く、救助できるようにこれからも美濃消防署救助隊は訓練に励んでいきます。
(写真は、最終形態です。きれいな状態から少しずつ状況を想定しながら破壊訓練を行いました。)