美濃市にある大矢田神社では、毎年春と秋の2回「大矢田ひんここ祭り」が行われます。
・・・「ひんここ祭り」ってなあに?
500年前から伝わる伝統の人形劇で、お囃子が「ヒンココ、チャイココ、チャイチャイ、ホーイ」と聞こえることから、名が付いたようです。
物語の内容は、麦まきをしている農民が突然現れた大蛇に次々と飲み込まれてしまう…
そこへ須佐之男命(すさのおのみこと)が現れ、大蛇を退治するというもの。この劇には五穀豊穣を祈願する意味が込められています。この伝統は平成11年に国選択無形民俗文化財になり、国・地元からとても大切にされている文化です。
地域の伝統文化が担い手不足で廃れる中、毎年開催されることはとても貴重です。
そして、大矢田神社といえばもう一つ有名なものがあります!
それは「もみじ」です!大矢田神社周辺には約3000本のもみじの木があり、この辺りは「大矢田もみじ谷」と呼ばれています。ひんここ祭りのあった11月23日は見頃を少し過ぎていましたが、もみじの落ち葉がじゅうたんのように広がってとても綺麗でした。
そしてお祭りといえば、やっぱり屋台!!私は花より団子です!!地元の方々手作りの五平餅・干し柿・干しイモなどがおいしそうに並んでいましたよ~。
文化・自然・食べ物を一度に味わうことができる「大矢田ひんここ祭り」ぜひ一度遊びに来てください♪