皆さんこのズボンの脱ぎ方を見て、どう思われるでしょうか?
きっと普段の家なら「行儀がわるい」と思われるでしょう。
しかし、消防署ではこれが通常なのです。
消防士は一秒でも早く現場へ駆け付けるために、すぐにズボンがはけるようにわざとこの形にしてあります。
このままの状態で長靴に足を入れ、ズボンを引き上げると素早く履くことが出来ます。
これと同じように、消防署ではすぐ出場出来るように、考えられている事がいくつもあります。
実は、普段の生活の中に消防署が元になっている事がありますので一つ紹介したいと思います。
トイレットペーパーの三角折・・・現在は清掃終了のしるし等で使われていますが、これの名称、由来はご存じでしょうか?(諸説はあるようですが、あくまでも1説です)
名称は 「ファイヤーホールド」 っていいます。
消防士はトイレに入っている時も通報を受けたら迅速に対応しなければなりません。
その際に少しでも時間が短縮出来るように、三角に折ってつかみやすい状態にし、出場が遅れない様に考えられたそうです。
最近はトイレットペーパーの折り方もいろいろ有るようですので、自宅トイレで遊び心を持って飾ってみても面白いかもしれませんね。
トイレだけに・・・空想、試行しましょう。