ほのおのにっき

日進月歩

ほのおのにっき 2017年5月9日

突然ですが…

「纏」

この漢字は何と読むかご存知ですか?
答えは「まとい」と読みます。

この「纏」ですが始まりは江戸時代までさかのぼります。
当時の江戸(現在の東京)は木造の建物が密集しており、ひとたび火災が発生すると瞬く間に燃え広がり甚大な被害を出したといわれています。
当然、今のような消防車があるわけではなく、消火作業といっても、ただ家を壊すことだけ。延焼を食い止めるために風下の家を次々と壊していくやり方で、とにかく燃える物をなくすしか、火を食い止める手段はありませんでした。
 
その消火作業の中で使用されていたのが「纏」です。
火災現場で風下の屋根の上にあがり、纏をたてて消火活動の目印とするとともに、仲間たちの士気を鼓舞しました。
仲間達は纏持ちの上がった家が焼ければ纏も纏持ちと一緒に燃えてしまうため、「纏を焼くな」と必死に働いたとされています。

消防資機材の進歩に伴い、火災戦闘や救助方法…
火災を予防する消防法の改正…
消防の世界はまさに「日進月歩」です。

現在の火災現場では纏を使用することはありませんが、日進月歩の消防世界に対応し、市民の皆様が安心・安全に暮らせるよう、常に心の中に纏を持ち、部下を鼓舞しながら日々訓練を実施しています。

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今日も津保川出張所の纏と共に安心・安全のため職務に励みます。

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