愛知県小牧市の「尾張中北消防指令センター」を見学に行ってきました。
この施設は、平成28年度から消防業務の一部を共同で運用している施設で、その業務の一部とは、「119番通報受付業務」です。
尾張中北消防指令センター内の様子(パンフレットより抜粋)
ここで「共同で運用」について簡単に説明したいと思います。
通常、消防本部ごとに消防指令センターを運用し、その消防本部の管轄区域内からの119番通報を受け付けています。中濃消防組合も管轄区域内(関市、美濃市)からの119番通報を中濃消防組合消防本部内にある消防指令センターで受け付けをしています。
119番通報は、消防指令台を通して受け付けをしていますが、消防指令台は非常に高額なため消防指令センターを共同で運用することで、その費用を按分し安く抑えることができるメリットがあります。
この消防指令センターを犬山市消防本部、江南市消防本部、小牧市消防本部、岩倉市消防本部、丹羽広域事務組合消防本部、西春日井広域事務組合消防本部の6消防本部では、平成28年度から「尾張中北消防指令センター」と称し、共同で運用を開始しました。
6消防本部の管轄区域内からの119番通報を受け付け、管轄する消防本部へ出場指令を出しています。
今回、見学だけではなく色々な話を聞くことが出来ました。共同で運用することのメリットやデメリットなど・・・。(尾張中北消防指令センターの皆さんありがとうございました。)
これからも色々な施設を見学に行き紹介できたらと思います。