ほのおのにっき

体力向上登山(夫婦円満登山)

ほのおのにっき 2017年8月24日

中消組高齢会山岳登山部員

当年とって57歳、消防歴39年、「長いようで短い」という言葉が、しみじみわかる今日この頃です。
高齢化からくる「体力減退」「気力に欠ける」現実を、ひしひしと感じています。
しかし、消防の現場では、それを許してはくれません。というか、強靭な体力と気力が絶対的に必要とされます。
そこで、私は15年前から「山岳登山」を始めました。登山は思い立ってすぐに行うものというよりも、計画を立て入念な準備のあとに初めて登ることができるものです。しっかり手数がかかっている分、自分の足で到達した頂上からの景色には心地よい達成感と感動を味わいます。

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御岳山頂上にて (噴火1か月前)

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西穂高岳独標にて

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立山 雄山神社にて

 

 
 

 

 

 

最初は北アルプス穂高岳を目指し、登頂まで5時間と下山に3時間45分を要する長い道のり。山を登り降りするのに2時間以上要したことがない私には、体力はもちろん気力までもが限界のまた限界。自分の不甲斐なさに気持ちが落ち込みました。でも、今は多少なりとも体力も気力も向上し、次はこの山、その次はこの山といった感じで、楽しんでいます。何をするにも同じだと思いますが、楽しみながら身に付け、目的を達成していくことが大切だと思います。
今は、共働きである妻とお互い時間が持てるときに北アルプス、中央アルプス、南アルプスと、百名山登頂を目指し「体力向上登山」を基に登っています。更には、「人生山あり谷あり」を味わいながらも「夫婦円満登山」と化すよう、お互いを気遣いながら3000m級からの眺めを堪能している次第です。
ぜひ、皆さんも家族(夫婦・親子等)で一度は登山してはいかがでしょうか。何かが生まれることでしょう。

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宝剣岳をバックに

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駒ケ岳登頂

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長野県 美ヶ原にて