8月9日に関市幼年消防クラブ連絡協議会の研修会として、救命講習が関消防署で行われました。
関市内の保育園の保育士さんと幼稚園の先生を対象に、心肺蘇生法とAEDの使用方法を勉強していただきました。
今回の講習では8歳以下の子供に対する心肺蘇生法が中心で、3時間という限られた講習でしたが、講義ではメモを取り、実技を何度も何度も繰り返すなど、真剣に講習に取り組んでいました。
私にも3歳の子供がいますが、子供を預ける保護者の立場から考えると、保育士さんや先生が応急手当や心肺蘇生法を知っていただいていると、とても安心して預けることができますね。
しかし、保育園や幼稚園に預けているときは安心できますが、家庭の中にもいろんな危険が潜んでおり、おもちゃを口に入れて窒息したり、お風呂やプールでおぼれたりする「不慮の事故」が子供の心肺停止の原因の1位となっています。
この「不慮の事故」を未然に防ぐのは、やはり家庭で一番長く接している家族の皆さんの役割ではないでしょうか。日頃からしっかり子供を見守ってあげましょう。
※豆知識
トイレットペーパーの直径の芯より小さなものは子供の手が届くところにはおかないでください。トイレットペーパーの芯の大きさは子供の口と同じくらいですので、口に入れてしまいます。喉に物が詰まるのを未然に防ぐためです。