9月もあと残りわずかですね。
みなさんは9月といえば何を思い浮かべますか?
だいぶ涼しくなってきて、秋の始まりといったところでしょうか。
消防署にとって9月は、9月9日が「救急の日」とされ、この日を含む一週間を「救急医療週間」と定められていることから、全国の消防機関において救急業務の普及啓発に力を入れています。
美濃消防署でも、美濃市内の社会福祉施設の職員を対象に救急講習を開催するなど、多くの救急講習を実施しました。
救急講習修了後には受講生の皆様から、こんな声をいただきました。
「異物除去法などの応急手当の方法を教えてくれる機会があると良かった」
「毎年受講しているけど忘れていることが多かった」
「本当に目の前で人が倒れたら、ちゃんとできるかしら」
「10年ぶりに受講したが心肺蘇生法のやり方が変わっていた」
多くの受講生は熱心に講習に参加して頂き心肺蘇生法やAEDの取扱いが身に付いて満足している一方で、実際にできるだろうかという不安を持っていることが分かりました。
心肺蘇生法の内容は、5年を目安に医学的根拠に基づき見直しがなされており、指導方法もよりわかりやすい言葉や行動へと変わっています。
なかなか1回の講習で全てを習得することは難しいと思いますが、定期的に受講することで最新の知識や技術が身に付き、もしもの時の自信に繋がるのだと思います。
今後も受講生の皆様の意見を活かし、より充実した救急講習になるよう私たちも日々精進していきたいと思います。
大切な人を救えるのは、あなたしかいないかもしれません。
あなたも救急講習を受けてみませんか?