関市総合防災訓練が、平成29年10月29日に津保川中学校をメイン会場として行われました。
この訓練は、各種災害に備えるために毎年1回関市内の1地区をメイン会場として行われるものです。
訓練内容は、以前は関係機関(市役所・消防署・自衛隊等)が住民の皆様に訓練を披露する形態でしたが、近年は、自助・共助を意識した住民参加型の訓練へと変容しており、今年は武儀地区の皆さんが主体となり次のような訓練を実施されました。
1 倒壊家屋からの救出訓練
倒壊家屋設定状況 ジャッキ・あて木・バールを使用して
(訓練人形が倒壊家屋に挟まれています。) 挟まれた傷病者を救出しました。
2 消火器取扱い訓練
訓練用消火器(水)を使用した消火器取扱い訓練を行いました。
3 消防団放水演習
消防団が消防操法に準じて放水訓練(ポンプ車・小型ポンプを使用)を行いました。
大規模災害時には限りある公的機関の「公助」を待つよりも、「自助」・「共助」を働かせることが有効だと言われています。
この訓練に参加された皆さんの真剣なまなざしを見ていると「自分の命は自分で守る。みんなの地域はみんなで守る。」という強い意識が伝わってきました。
災害は、いつ発生するかわかりません。そんなもしもに備えて日頃から訓練しておくことが重要ですね。
消防署では、初期消火訓練や救急講習の指導を行っておりますので、お気軽に最寄りの消防署(所)までお問い合わせください。