ほのおのにっき

市民駅伝と広報活動

ほのおのにっき 2018年1月11日

皆さん、消防士ってすごい体力を持った人たちばかりだと思っていませんか?

「その通りです。みんな体力には自信があります!」と言いたいところですが全ての消防士がすごい体力の持ち主ではありません。

そんな中、日頃から休みの日でも身体を鍛えている消防士もいます。

私たち中濃消防組合では新年を迎えたこの時期に関市内で行われる「関市駅伝競走大会」に毎年のように参加しています。「自分の限界に挑戦する」とか「走ることが好き」などの目標や思いを持った職員が集まり頑張っています。

これは単に日頃のトレーニングの成果を試すために参加していると思われるかもしれませんが、実は他にも理由があります。

それは、この大会には一度に数千人の市民が集まることで、その一大イベントを活用して火災予防広報を実施するためです。

参加する職員は普段職場で着用している消防隊のネイビー、救助隊のオレンジ、救急隊のグレーの服を着てアピールします。

数年前には火災現場で着用している防火服を着て走ったこともありましたが、重さと通気性の悪さから駅伝には向いていないということになり今は着用していません。

本格的に上位の成績を狙って参加しているチームもあり、その職員は着用するユニフォームにもこだわりました。なんと、ハーフパンツには「住宅用火災警報器」の設置を推進するイラストが描かれています!

こういった活動を通して市民の皆様に少しでも火災予防の広報ができればと職員一同頑張っています。

今年の「関市駅伝競走大会」は1月21日に開催されます。今年も中濃消防では出場予定で準備しています。

こんな些細な事ですが普段の消防業務とは違った角度から、参加している職員を応援して頂けたらと思います。

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