私たち中濃消防組合は関市と美濃市を管轄とした消防組織です。
管内で災害が発生すればすぐさま駆けつけます。
みなさん、突然ですが、疑問に思ったことありませんか?
他の市との境界線で災害が起こったらどうするの!?
高速道路も一方通行だし・・・
答えは、
消防相互応援協定に基づき、両方の消防署から消防車が駆けつけます。
ん~!?消防相互応援協定?何だそれ!?
まったくもって聞き慣れない言葉ですが、市民の皆さんが安心して暮らすためにとても大切なものです。
はじめにお伝えしたとおり、私たち中濃消防組合の出動、業務の範囲内は原則として関市内・美濃市内です。
しかし、災害は場所を選びません。市の境界付近や高速道路で発生したり、私たちだけでは手に負えない大規模な災害も発生したりします。
そのため、となりの市町村とあらかじめ協定を結び、お互いを守ることができるように取り決めをしています。それが、消防相互応援協定です。
私たちの暮らす、関市・美濃市は
・岐阜市消防本部(岐阜市・本巣市・山県市など)、
・可茂消防事務組合消防本部(美濃加茂市など)、
・郡上市消防本部、
・各務原市消防本部、
・下呂市消防本部、
・大野市消防本部(福井県※板取が接している)
と応援協定を結んでいます。意外と多いですよね。
こうして、私たち消防はお隣さん(隣接している消防本部)と協力しながら、市民のみなさんの安心・安全を守っています。
皆さんも、お隣さんやご近所さんと助け合う協定を結んでみてはいかかでしょうか?
地震などをはじめとした災害時にはみんなで助け合うことが大切です。非常食や救援物資などのハード面の備えも大切ですが、ご近所さんとの協力体制など、ソフト面についても考えてみてはどうでしょうか?