ほのおのにっき

並木通りは防いでくれる ?

ほのおのにっき 2018年4月11日

休日の早朝に散歩をするようにしています。私の家の近くには、桜並木やケヤキ並木、そしてイチョウ並木があります。季節によって散歩するコースを色々と変えて、季節の変化を楽しんでいます。

 

春はやっぱり桜並木を散歩するのが最高です。川沿いの桜並木は、満開の桜が川の水面に映り、二重の美しさを味わうことができます。

 

夏はそれぞれの並木が緑の葉に覆われ、暑い日差しを遮ってくれるので、暑さに負けず散歩ができます。気を付けなければならないのが、緑の葉には毛虫などが生育しており、以前散歩から帰ると「お父さん背中に毛虫が」と家内に言われて慌てて外に飛び出し、上着を脱ぎ毛虫を払い除けた事もありました。

 

秋になるとケヤキの葉は、紅色や黄色に変わり、まだ緑の葉も残り彩り豊かでとても綺麗です。またイチョウの葉は黄金色に輝きこれまた美しく、そして散り始めると歩道は黄色い絨毯を敷詰めたようで、その上を歩くのも心地良いです。しかし稀にギンナンが落ちているところがあり、う○○臭く、注意して散歩しないと大変!うっかり踏みつけてしまうと家まで匂いが付いてきます。

 

冬が近づくと、これらの並木の変色した葉は、風に吹かれチラチラと散り始め、真冬になると全ての並木の葉は散り落ち、幹と枝のみの姿となり寂しさと肌寒さが感じられます。

 

しかし春が近づくと桜は日に日に花のつぼみを膨らませ、ケヤキやイチョウも若葉の芽を出し始め、また1年が始まります。

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 桜並木           ケヤキ並木         イチョウ並木

 

並木通りは、景観を豊かにする目的だけでなく、二酸化炭素や車の排気ガスを吸収して酸素を放出してくれます。また防火や防風の役に立つこともあります。一昨年の新潟県糸魚川市で発生した火災は、150棟程の建物が焼損した大火となりました。この様に延焼拡大する火災などの時には、これらの樹木の並木通りが防火壁代わりになり、火災の延焼を防いでくれることもあります。この糸魚川市の火災は、ガスコンロに鍋を掛けて火を点け、その場を離れてしまったことが原因であり、ちょっとした不注意が大火災となってしまいました。火気の取り扱いには十分注意し、防げる火災は自らと地域一体となって防ぎましょう。

 

更に並木通りは、私の散歩意欲が薄れることなく1年を通して散歩が続けられ、私の膝痛や腰痛、生活習慣病を防いでくれることを願いつつ、これからも健康維持のために散歩を続けていきたいと思います。

 

早朝の散歩は、空気も澄んでおり、気持ちがいいものです。