ほのおのにっき

地域に伝わる伝統的行事

ほのおのにっき 2018年4月13日

 みなさんの地元には、地域に伝わる伝統的な行事やお祭りってありますか?

私の地元・美濃市立花地区には、8年ごとに鹿苑寺観音堂と六角堂が交互に御開帳となり、聖観世音菩薩立像が公開され、住民がお参りをするという伝統行事があります。

今回は16年ぶりに六苑寺観音堂がご開帳されました。この行事は約800年前、立花付近の景色が中国の廬山に似ているとのことで、廬山大悲院という名の寺を建立したのが始まりとされています。残念ながら私は勤務だったため参加することはできませんでした(泣)

この観音堂には聖観世音菩薩立像の他に仏像、仏具が多数あり、梵鐘なども県・市の重要文化財に指定されています。また、六角堂は国の重要文化財に指定されているんですよ。
この行事の次の週には鹿苑寺に正式に住職が就くため、稚児行列が行われました。この稚児行列には、私の子どもも参加したため一緒に歩きましたが、私は稚児行列の意味を知りませんでした。実を言うと前述の行事の意味も(汗)

 

伝統的な行事や文化から若者が離れていってしまっているこの時代ですが、今回調べてみたことで、地域に重要文化財がたくさんあることや、稚児行列が子どもの修行であることなど、伝統行事についてのことを知ることができ、少しだけ関心を持つことができました。

毎年1月26日は文化財を火災から守る訓練やイベントが行われる「文化財防火デー」ですが、その日だけでなくいつも「伝統ある文化財」を火災から守り、次の世代にも繋げていかなくては・・・!と思う今日この頃でした。

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