登山を始めて早10年、ついに雪山のアルプスを登って来ました!場所は中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2,956m)です。
ここはロープウェイで標高2,600mのところまで、一気に銀世界へ運んでくれるので、日帰りで雪山登山が出来ます。
ロープウェイの駅から山頂までのコースタイムは2時間ほどですが、カール地形(雪崩が起きやすい危険地帯)の急斜面を駆け上がらなければなりません。歩く距離が短いので楽勝と思っていましたが、高度順応が出来ていない状態で急斜面を登ったため、稜線に着いた頃には、ヘトヘトに疲れ頭痛がしてきました。呼吸を整え少し休んだところ頭痛が治まったので、稜線を1時間ほどゆっくり歩き山頂に着くことが出来ました。
その日の気温はマイナス2度、風速は20mありましたが、晴れていたので山頂から南アルプスや富士山を見る事ができ絶景を楽しむことができました。
消防士として、普段から体力錬成の一環として登山やランニングをしていたので、体力に自信をもっていましたが、標高の高いところでは体力の消耗が激しいため登山計画に無理があったことに気が付きました。
標高の高いアルプス等を登るときは、十分な体力作りをしてから、自分に合った登山計画を立てて登りましょう。