ほのおのにっき

諸元

ほのおのにっき 2018年6月26日

私たち消防士はさまざまな災害現場で安全に活動できるように、車両や資器材の「諸元」の熟知に努めています。

*諸元とは、機械製品などの性能・仕様などのことです。

この「諸元」を追求し調べていくことと同じように、物事のルーツを紐解いていくことは、仕事にもプライベートにも役に立つものです。

そこで、数年前から始めた趣味であるゴルフの歴史(諸元?)について調べてみました。

1 イギリス発祥の紳士のスポーツと知られており、その昔、スコットランドの羊飼いが棒で石ころを転がして穴に入れて遊んだのが始まりという説

2 オランダで14世紀頃「コルベン」と言って、長い棒でボールを12~40m離れたポールに少ない打数で当てる遊びがゴルフの起源という説

3 ローマ帝国がスコットランドに侵攻した際、兵士たちによって「パガニア」という球技が伝えられ定着し、ゴルフに発展したという説

その他、イタリア説・イギリス説・フランス説・中国の捶丸(チュイワン)という競技を起源とする説があり、世界各地に発祥説があり定説がないみたいですが、スコットランドで現在のスタイルが定着して近代スポーツとなったそうです。

ちなみに、日本最古のゴルフ場は「神戸ゴルフ倶楽部」(1903年開業)です。(縁があればプレーしてみたいものです)

このように物事のルーツや「諸元」を調べたくなるのは、ある意味職業病かもしれません(笑)

 

私にとって消防の仕事とゴルフの共通点は、強靭な体力と平常心(メンタル)です。災害現場での強靭な体力と平常心での適切な判断力。ゴルフ場では、ボール探しのための強靭な体力とスコアが悪くても平常心でプレーできるメンタル。

ゴルフに関してはメンタル面が未熟ですが!

 

「諸元」を調べると興味がそそられ、けっこう面白いものですよ

 

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