今年で消防歴39年。
゛長いようで短い゛という定番の言葉を口にしてしまう年頃になってしまいました。
現在の消防は、昭和の時代から平成の時代へ、急激に、そして多種多様に変化してきています。
がむしゃらに人命救助第一優先!と熱い気持ちを持っていた若き頃の消防士としての生きざまをいま思うと、反省が多い消防人生でした。
それもあと約3年で終止符が打たれます。
最後の消防魂を振り絞って、住民の期待と信頼に応えられるよう、日々頑張りたいと思います。
将来は、65歳定年、いや70歳定年になるのも当たり前の時代が来るかと思います。
体力限界までの現場活動も難しいところがあるかもしれません。
ところで、最近私は本屋さんによく出かけ、いろんな本との出会いに喜んでいます。
以前たまたま手にした、パナソニックを一代で築き上げた経営者である松下幸之助さんの本に眼が止まり、読み終えて教えていただいた言葉があります。
人として中高年となれば必要な言葉で、心構えをすることが大事なんだなぁと痛感しました。
1.
憎まれ口を泣ごとに
人のかげ口や愚痴いわず
他人のことはほめなはれ
聞かれりゃ教えてあげてでも
知っていることでも知らんふり
いつでもアホでいることや
2.
自慢話もしなはんな
わしらの時代はもう過ぎた
なんぼ頑張り力んでも
身体がいうことききまへん
あんた偉いわしゃあかん
そんな気持ちで居りなはれ
皆さんもいろんな本に出会って何かを感じてもらいたいと思います。
いつやるの? 『今でしょ!』