8月も中旬になりましたがまだまだ暑い日が続きます。
暑い時期にとても恐いものといえば・・・肝試し!も恐いですが(笑)それよりも恐いものは、誰しも起こる可能性がある熱中症です。
中濃消防組合では平成29年5月から8月にかけて熱中症(疑い含む)による傷病者の発生件数は63件でしたが、今年はなんと147件で昨年の約2倍の搬送件数となっています。
熱中症は最悪の場合、命を落とす危険性があります。
まだ、暑い日が続くことが予想されますので、今一度熱中症について理解し、未然に防ぐための対策をして残りの夏を乗り切りましょう。
・熱中症とは
室温や気温が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、様々な障害をおこす症状のことです。
・熱中症による症状は
軽度の症状 :めまい・立ちくらみ・こむら返り・手足のしびれ
中度の症状 :頭痛・吐き気・体がだるい・体に力が入らない・集中力や判断力の低下
重度の症状 :意識障害(呼びかけに対し反応がおかしい)・けいれん
運動障害(普段通りに歩けないなど)
・対策方法は
・部屋の温度をこまめにチェック。
・室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう。
・のどが渇く前に水分補給。
・外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策も。
更に詳しい内容については、総務省消防庁から熱中症対策に関するリーフレットが掲出されておりますので、是非参考に見てください。
最後に、熱中症対策には様々な方法がありますが、それでも熱中症になってしまい、中度・重度の症状に当てはまるような状態の時には、すぐに119番通報をして救急車を呼ぶようにしてください。
下の写真は熱中症対策として涼んでいる我が息子です。
みなさんも楽しい夏を過ごしましょう。