消防士といえば・・・、
過酷な災害現場での活動に備え、日々のトレーニングで屈強な体を作っている熱い男たち。
そんなイメージがある方も少なくないと思いますが、中濃消防組合にはそんな汗臭い男たちとは正反対の職員がいます。
それは、女性消防士 たちです。
全国的にも消防士という職業は、全体に占める女性の割合が2.6%(平成29年4月現在)と少なく、まだまだ男性が圧倒的に多いです。
ちなみに他の職業の職員全体に占める女性の割合は、自衛官5.9%(平成27年末)、海上保安官6.2%(平成28年度)、警察8.5%(平成28年4月)で、消防は特に女性が少ない職業となってしまっています。(総務省消防庁調べ)
中濃消防組合には現在、4人の女性消防士がいます。
彼女たちは火災・救助・救急と、どんな現場でも出場し、男性の消防士と同じ活動を行っています。
また、「幼児防火教育」では、管内の幼・保育園の園児たちに火事の恐さや対処法を楽しく、優しく教えています。
今や中濃消防組合にとって欠かせない存在となっている彼女たち。
消防に対する熱い気持ちは男性にも負けておらず、組織の活性化にも大いに貢献しています。
また、女性がもつ特有の視点、華やかさは、住民サービスの向上にもつながると思います。
今後もみなさんの前で力を発揮してくれると思いますので、どこかで見かけたときはあたたかい目で活躍を見守ってあげてくださいね。