幼い頃からテレビっ子で、今でも暇なときには好きなドラマを見返す私ですが、いわゆる“医療もの”は苦手でした。理由は2つ!
・話が難しすぎる
そして、
・血を見るのが怖い
そんな私がまさか消防職員となり、救急隊員として現場へ向かう日が来るとは、夢にも思いませんでした。(今は血を見ても怖くありませんよ!)
医療従事者の端くれとなり、今ではそんな医療ドラマも共感を持って観られるようになりました。最近話題の「コード・ブルー」も、決してガッキーに癒されるためだけに観ているのではありません!笑
ところで、「コード・ブルー」といえば
「ドクターヘリ、エンジンスタート」
このセリフ、度々出てきますよね!
ではみなさんは、119番通報があった後、消防本部がどの段階でドクターヘリを要請しているかご存知でしょうか?
ドクターヘリを要請する事案は一刻を争うような事態であるため、少しでも要請が遅れれば手遅れになってしまう可能性があります。
そこで消防本部では、
・車に歩行者が跳ね飛ばされた
・作業中高所から転落した・・・など
このようなキーワードを通報内容で聞いた段階で、救急隊の出動と同時にドクターヘリを要請します。
もちろん、救急隊が現場に到着し、緊急性が低いと判断すればドクターヘリをキャンセルすることもあります。
「コード・ブルー」のようなドラマを観ると、どこか都会での話のように感じるかもしれませんが、実は中濃消防管内(関市・美濃市)にも57箇所のドクターヘリ着陸ポイント(ランデブーポイントと言います)があります。
休日の少年野球の最中など、一時試合を中断していただかなければならない場合もありますが、山ピーのようなイケメンフライトドクターが活躍していると思って、
というのは冗談ですが(笑)
少しでも多くの命を助けるために、ご理解とご協力をお願いします!