これは、機械を長持ちさせるのに必要不可欠で、自動車でいうと消防車や街を走るトラックなどに
ついている
【グリスニップル】という部品です。小指の先っちょぐらいのサイズなのです。
じゃあどのような働きをするの?
そもそも機械というのは、色々な鉄の部品を重ねて出来上がり、それぞれの部品が動くことによって、とても固いもの同士が擦れ合うのです。
みなさんの手と手を擦り合わせてみて下さい。手は熱くなり、力を加えれば加えるほど、擦り合わせるのには力がいるのです。その手に泡立てた石鹸を付けたらどうでしょうか?ツルツルしてすべるようになりますよね。
その石鹸に代わる物がグリスという油になります。これを、グリスガンを使ってグリスニップルに注入するのです。そうすれば、機械のすきまにグリスが流し込まれて素早く動くようになり、故障しにくいものとなるのです。こんな小さい部品でも機械にとっては無くてはならない存在なのですね!!
(画像をクリックで拡大します)
※グリスガンです。