これはペンライトと言って救急車の中にあります。
どんなもの?
スイッチを押すとペン先のライトが光ります。
う~ん・・・。それだけならどこにでもあるような・・・。
でも、見てください!このデザイン!!
スタイリッシュでかっこよくないですか?
特にこの丸いのがいっぱいあるところとか。(そうでもないかな・・・。)
実はこのデザインにはちょっと秘密があります。
秘密って?
このデザインは「瞳孔(どうこう)」っていう黒目の中にある部分の大きさを見るためについています。
瞳孔ってなに?
瞳孔(どうこう)は目の中に入る光を調節する働きをしています。
例えば・・・
暗い部屋から明るいところに出て「まぶしい!!」って感じたときは、瞳孔が小さくなります。
その逆で明るいところから暗い部屋に入ったときは、瞳孔が大きくなります。
こんな感じで瞳孔は、いつも大きさを変えて目に入る光を調節してくれる働き者です。
そんな働き者の瞳孔も病気になったりすると、うまく大きさを変えることができなくなってしまうことがあります。
そんな時、このペンライトを使って確認するのです。
確認の仕方は・・・
① 両方の目を見て瞳孔の大きさを「丸がいっぱいついているデザイン」で確認します。
② 大きさを確認したら、片方ずつ目にライトの光をあてて、瞳孔の働きがうまくできているか確認します。
ただし、救急隊やお医者さんは患者さんに苦痛を与えないように、この確認を「ササっと」すばやく行っています。(ちょっとかっこよく見えるかも?!)
このスタイリッシュなデザインのペンライトと救急隊が行う瞳孔確認のかっこいい?姿!
消防署の見学でお願いしたら見れますよ!!
※ふだんは、ふざけてライトなどの光を目に当てないようにしてください。