この“小児用キー”、救急現場でのキーアイテムとなります。・・・カギだけに。笑
冗談はさておき、この小児用キーは皆さんもよく知っているAEDに使う道具です。
AEDは、心臓が病気などで正しく動いていない(けいれん)時に、電気ショックを与え、正しい動きに戻したり、けいれんを取り除いたりする機器です。
電極パッドと呼ばれるシールを倒れている人の胸に貼り・・・
“ビリリリ~!”と電気ショックを与えます
ただ、この電気ショック、子どもにとっては強すぎるため、大人と同じ強さの電気だと、
体を痛めてしまうかもしれないのです。
そこで“小児用キー”の登場!!くまさんのシルエットが目印です。
このキーをAEDに差し込むと・・・
小児用モードに切り替わります!!
この小児用キーを使うことで、子どもにちょうど良い強さの電気ショックを与えることができます。
現在、日本では様々な種類のAEDがあります。
大人への使い方はほぼ同じですが、子どもへの使用方法は機種によって違いがあります。
①小児用キーを差し込むタイプの機種
②小児用の電極パッドが備えられているタイプの機種 などがあります。
※小児用キーや小児用電極パッドが無い場合は大人と同じやり方で使用します。
大人に対して小児用モードを使用すると、電気の力が弱くなり、効果が期待できません。
子どもに電気ショックを与える・・・そんな時はあってはならないと思いますが、
もしもの時のために、救急講習を受けましょう!
詳しくはこちら↓↓↓
※救急関係のリンク ※心肺蘇生法(CPR)のリンク
参考
AEDとは!
Automated External Defibrillatorの頭文字をとって、
「AED」と呼ばれている機器で、日本語では自動体外式除細動器です。
心臓が病気などで正しく動いていない(けいれん)状態の時に、
電気ショックを与え、正しい動きに戻したり、けいれんを取り除いたりするための機器です。
日本ではすべての救急車に備えられています。