ほのおのにっき

粋だねぇ!

ほのおのにっき 2018年10月18日

落語ファンの皆さん、一年間お待たせしました。(一年前の投稿 「10月3日につづく」はこちら

先(9月12日)の担当者から引き続きます。(9月12日の投稿「「寄席」PART2」はこちら

その前に、この「ほのおのにっき」のシステムについて少しお話します。

誕生日を基準に年間を通じて担当者が決められ、その日に合わせてネタを拾い掲載するシステムになっています。

 

今年も行ってきましたヨ(^_^V しかも、予てから念願だった正月公演です。

正月公演と言っても二之席ですが、(通常は1ケ月を3つに割って、上席・中席・下席と言いますが、正月公演だけは上席を初席・中席を二之席と言うそうです)それでも豪華な出演者に、抱腹絶倒の二日間(計12時間)でした。

 

04-honoo1-20181018・・・って始まる予定でした。ところが奇しくも(必然とも取れますが)先に述べたメンバーが1ケ月前に誕生日を迎え、既に正月公演の話題に触れたのを知り愕然とし落胆しました。

それでも私はめげません。

 

という事で、懲りもせず落語の話におつきあいください。

以上が枕話です。

 

 

04-honoo2-20181018さて、私も落語に興味を持ってから感じた事ですが、落語は単に座布団に座って話すだけではなく、そのすべてが落語なんだと気づきました。

と言うのは、「トントン」と太鼓が響き三味線で出囃子がなると、いよいよ噺家の出番です。舞台袖から登場し座布団に座る。深々とお辞儀をし、枕話(前置きのようなもの)が始まる。

その一つ一つを取っても噺家それぞれの所作があります。それを見るだけでも楽しく、粋です。

ところが、中には舞台袖から登場するやいなや立ち止まりおじぎをする方もみえます。この所作が私にはどうもシラケます。(個人的な感想です)やはり、『芸は売っても身は売らない』ではないですが、噺家には最初から最後まで粋であってほしいものです。(個人的な感想です)

 

以前、研修を受けた者に聞いた話ですが、講習を3分割すると、受講者が集中して聴くのは最初と最後で、そこにポイントを持っていけばより良い教育になるそうです。

 

私も、人前で話す時はより集中して聞いていただけるよう出囃子からシラケられないようにしたいものです。