この伸び悩みは、私のゴルフのスコアではありません!
現在、中濃消防組合だけではなく、全国の消防本部が伸び悩んでいるのが「住宅用火災警報器」の設置率です。
この「住宅用火災警報器」は、平成18年6月1日に消防法が改正され、新築住宅や既存住宅に設置が義務つけられました。
しかしながら平成30年度の全国の設置率が81.6%、当消防本部の設置率は82.2%と全国平均を少し上回っていますが、ここ数年設置率は横ばい状態となっております。
みなさんの家には「住宅用火災警報器」が設置されていますか??
われわれ消防職員の家は「設置済み」です。
なぜ「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられたのかが、重要なポイントです!
建物火災で死亡された方の約8割が住宅火災によるものです。その要因として最も多いのが、「逃げ遅れ」で全体の約5割を占めています。
「逃げ遅れ」の死亡要因は、主に深夜の就寝時間帯に火災の発生に気が付かなかったことです。
少しでも早く火災の発生に気づく事が出来ていれば、尊い命を失うことはなかったでしょう。
さて、「住宅用火災警報器」は何処に設置をすれば良いのか??
よく間違われるのが火を使う台所と思われますが、実は「寝室」なんです。
詳しい設置場所については、中濃消防組合ホームページ(生活安心情報)を、ご覧頂くか、関市、美濃市の消防署・出張所にお尋ね下さい。
まだ設置されていないご家庭は、
命を守る「住宅用火災警報器」の設置をお願いします!