「チャランチャラン・チャランチャラン 緊急地震速報です 強い揺れに警戒してください」
何度聞いても慣れることがなく、緊張感が走る、この緊急地震速報のアラーム。
令和6年1月に発生した能登半島地震の際にも、みなさんがお持ちのスマートフォンやご家庭にあるテレビから、このアラーム音が聞こえてきたのではないでしょうか。
また、最近でも、九州地方や関東地方で大きな地震が発生する等、南海トラフ地震への警戒がますます強くなっています。
そんな中、武儀出張所の管内にある関市立津保川中学校では、地震体験車を使用した消防訓練が行われました。
訓練に参加した生徒の中には、初めて地震体験をする生徒もおり、真剣な表情で訓練に取り組む姿が多く見られました。
参加した生徒からは、「震度6を体験したが、思ったよりも揺れて怖かった」、「地震の危険性を改めて実感することができた」といった地震に対する感想や、「普段からの備えが必要だと感じた」、「地震が起きた時の対策について、家族と話し合っておきたい」といったような備えについての感想も聞くことができました。
今回の訓練で、改めて地震の恐ろしさを体感することができ、さらに生徒一人一人に日常的な防災意識の大切さを伝えることができたと感じました。
「自分の命は、自分で守れるようになってほしい」
そんな願いを込めて、訓練に参加した武儀出張所の職員でした。