着衣着火による火災にご注意を!!
中濃消防組合管内で、着衣着火による火災が発生しています。着衣着火とは、ろうそくへの灯火や調理中など火が着衣に燃え移り起こる火災です。
着衣着火は直接衣類が燃え、顔面に向かって燃え広がるため、年齢に関係なく大やけどや最悪の場合死亡する危険が高くなります。火気の取扱いには十分注意が必要です。
【注意のポイント】
★ 火に近づきすぎないようにしましょう。
手を伸ばしたり、かがんだりすると、意図せず体が火に接近する可能性があります。
★ 火の周囲にも注意しましょう。
風が吹くような場所は、着火すると燃え広がり大変危険です。また、引火しやすい液体
(オイルや灯油等)が付着したままの服で火に近づかないでください
★ 服装に注意しましょう。
袖口や裾が広がっている衣服、マフラーやストールなど垂れ下がるものは、火を扱う
際には身に着けないようにしましょう。また、衣服の表面が毛羽立った素材は特に注意が必要です。防炎製品の衣類(エプロンやアームカバー等)を着用すると延焼拡大を防ぐことができます。
★ コンロなどでは火力の調節を心掛けましょう。
調理の際は、炎が鍋底からはみ出さないように気を付けてください。火のそばで作業をするときは一度消火しましょう。
★ バーベキュー等の火を起こす際、火が点いていないように見えても着火剤は継ぎ足さないようにしましょう。
着火剤に引火したことで衣類や皮膚に飛び火する恐れがあり危険です。ガソリンやアルコールを注ぐのも危険な行為ですのでやめましょう。また点火後、着火剤が燃え尽きないうちは着火剤が跳ねたりして火傷を負う危険性があるので火が安定するまではあまり近づかないようにしましょう。