平成31年3月2日(土)13:00から中濃消防組合消防本部 関消防署において、「こども消防見学会」を開催します!
はしご車バスケット搭乗体験やミニ消防車・救急車に乗車体験など、さまざまなイベントを企画していますので、ぜひご参加ください!!
中濃消防組合が年に2回発行する火災予防等の啓発を目的とした広報誌の最新号、
「消防だより第81号」をホームページに掲載しました。
今回は「中濃消防水難救助隊によるドローンと連携した水難救助訓練」や、2019年内に運用が開始される「防火対象物の公表制度」や「小規模な飲食店の消火器設置」についての詳しい記事を掲載しています。
その他にも「人事行政の運営等の状況の公表」や、組合管内の署や出張所で行った行事や訓練などを紹介する「中濃 北から南から 署所だより」など、消防に関する情報がたくさん詰まっています!
ぜひご覧ください!!
平成30年7月25日(水)に三重県鈴鹿市の三重県消防学校で開催が予定されていました第47回消防救助技術東海地区指導会は、「平成30年7月豪雨」により広範囲で甚大な被害が発生しており、現在も各地で捜索、救助活動が続いていること、また被災地での地元消防本部や緊急消防援助隊の活動が今後しばらく継続される可能性があることから、中止となりました。
平成30年6月19日と20日の2日間、当消防本部において安全運転研修会を実施しました。
この研修会では、若年職員を対象に緊急走行や狭隘路を安全に運転するための知識、技術を習得するために講義研修と実技研修を行いました。
また、当消防本部では、自動車学校指導員の職歴を持つ職員が講師を務めています。
その講師が考案した講習コースがこちら!
どうですか。自動車学校さながらのコースが完成しました!
さて・・・それでは実践です。
スタート位置から、まずは幅寄せ停車です。
最大の難所。ヘアピンカーブ!?
上手く曲がれるでしょうか・・・
鋭角カーブをクリアし一安心・・・次はクランク、直角カーブの連続にチャレンジです。
そしてS字カーブ。
最後は「たこつぼ」と言われる難所です。円形の狭い空間で切り返し脱出します。
本研修会では、講義研修で交通法令等を再確認し、実技研修では普段なかなか経験できない状況での走行訓練となり、若手職員にとっては非常に良い経験になりました。
災害現場では、助けを待っている人がいる!
迅速かつ安全運転で現場へ駆けつけ、市民の皆さんのお役に立てるよう、今後も運転技術の研鑽に努めていきます。
「消防士になりたい!」
「消防に興味がある!」
でも「消防」って、火を消したり人を助けたりと漠然としたイメージはあるけど、普段どんな業務をしているかよくわからない人がほとんどだと思います。
そんな人のために、中濃消防組合では「体験型採用説明会」を行っています。
実際に体験することで消防業務について詳しく知ってもらい、消防士を目指す気持ちをより強くしてもらうために行っている説明会で、今年度は6月17日(日)に消防本部で実施しました。
中濃消防管轄内の関市、美濃市に住んでいる方だけでなく、関西地方や四国出身の方まで、18名が参加し、私たち消防士の業務を実際に体験してもらいました!
消防の仕事といえば、まずコレですよね!
でもただ放水体験をしてもらうだけではなく、実際に現場に着ていく防火衣を着て、さらに空気呼吸器を背負った状態でホースを搬送し、さらにホースを延ばすことも体験してもらいました。
実際に災害現場まで資器材を搬送したり、遠いところまでホースを何本も延ばさないといけないこともよくあります。それを身をもって体験してもらうため、ホースを持って訓練塔の5階まで走ってもらいましたが、息を切らせて走っていた参加者の姿が印象的でした。
また、放水のあとのホース巻きもやってもらいました。本当に実際の業務を体験してもらう、それがただの説明会とは違うところなんです!
7mの高さに張られた20mのロープ。その先で救助を求めている人を助けるために、消防士はロープ渡っていかなければなりません!
ロープを渡ることを渡過(とか)といいますが、今回は2種類の渡過方法を体験してもらいました。
「現役消防士が軽く渡っているのを見て自分もできるんじゃないかと思ったが、実際には思った以上に力やバランスが必要でとても難しく、渡りきることができなかった」
そんな感想が聞かれたように、20mを渡り切れなかった参加者も多数いました。
しかしご安心を!ロープの途中で動けない参加者も、現役消防士が迅速かつ安全に救出しました。
「救急指令!心肺停止の傷病者のもとへ今すぐ急行せよ!」
救急隊と支援隊が出場し、心臓と呼吸が止まっている人のもとへ駆けつけ、すぐさま胸骨圧迫や人口呼吸を開始します!
さらには救急救命士だけが行うことができる特定行為と呼ばれる処置も的確に行い、素早く救急車へ搬送!
といった本番さながらの訓練を間近で見学してもらいました。
隊員たちの真剣な表情やきびきびとした行動に、参加者の方も現場にいるような臨場感を感じてもらえたかと思います。
その後は署内や指令センター、車両の見学をしてもらい、最後には現役消防士との意見交換をしてもらいました。
参加者からは、
「今まで以上に消防士になりたいと思いました!」
「こんな先輩の中で一緒に働いてみたいと思いました!」
という感想を聞くことができました。
普段できない消防業務を実際に体験できるのもこの採用説明会の特徴ですが、現役消防士の働く姿を間近で見てもらうことや、会話することによって、現役消防士の「消防に対する熱い思い」を感じてもらえるのも、この説明会ならではのことだと思います。
消防に興味がある方は、ぜひ参加してみませんか?
中濃消防組合の消防士は、あなたの夢を真剣に応援します!
5月29日、中濃消防組合消防本部 消防長室において一般市民5名へ感謝状を贈呈しました。
5月6日の夜、関市向陽台地内の一般住宅で火災が発生しました。
逃げ遅れた住人2名が2階のベランダで助けを求めていたところ、近所に住む小栗義道さん、笹野厚樹さん、布施誠さん、小林晃丈さん、小林昌史さんが協力し、ベランダにはしごをかけて2名を無事に救出しました。
切迫した現場で救助活動をされた5名にお話を聞くと、「とにかく『助けたい!』という気持ちが強く、救出時のこともよく覚えてないほど無我夢中だった」とおっしゃっていました。
救助活動を近くで見ていた人によると、救出後すぐにベランダ付近の窓から炎が噴き出したそうです。
少しでも遅かったら住民を救助できなかっただけでなく、自分自身もけがをしてしまう恐れもありました。
そんな状況で勇敢に救助活動を行い、2名の尊い命を救ったことは、とても大きな功績です。
また、ご近所の方を「みんなで助けよう!」という強い思いは、普段からのコミュニケーションによって地域の強いつながりができているからこそ生まれたものだったと思います。
今回の協力者のみなさんのように、普段から地域の方とコミュニケーションをとり、災害時に助け合える関係づくりができるといいですね。
(下段左から小栗義道さん、笹野厚樹さん、布施誠さん、上段左から藤田哲也消防長、小林晃丈さん、小林昌史さん、細野正則消防次長兼関消防署長)
3月8日(木)、郡上市美並町の日本まん真ん中センターにおいて、平成29年度 消防職員意見発表会中濃地区大会が開催されました。
当組合からは、2月8日に開催された中濃消防組合消防職員意見発表会(本部大会)で優秀賞を受賞した3名の職員が出場しました。(本部大会の記事はこちら)
その他、可茂消防事務組合から3名、郡上市消防本部から2名が出場し、計8名の消防士が消防に関する意見・思いを熱く発表しました。
発表者は、所属する署で何度も何度も繰り返し練習し、表現力に磨きをかけこの日を迎えました。
そんな発表者の頑張りを知っている数多くの職員が会場まで応援に駆けつけ、組合をあげて大会に臨みました。
審査員、応援者、そして地元の中学生も聴講する緊張感漂う会場でしたが、発表者は堂々と発表しました。
岐阜県大会に出場できるのは最優秀賞2名のみですが、
結果は・・・、
最優秀賞は可茂消防事務組合の2名、当組合の出場者3名は惜しくも優秀賞でした。
※優秀賞の6名の中でも、当組合の井上侑也消防副士長が次点(最優秀賞の発表者が県大会へ出場できなくなった場合に県大会へ出場する者)に選ばれました。
消防士たちはそれぞれ、胸に熱い気持ちを持ち、日々の業務に取り組んでいます。
結果は残念でしたが、発表者は今回の意見を少しでも業務に取り入れ、住民のみなさんのために活躍してくれることでしょう!
応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
平成30年3月3日に中濃消防組合消防本部・関消防署において「平成30年春季全国火災予防運動」の一環として「こども消防見学会」を開催しました。
600人を超える方々に参加していただき、一番遠い所からは、大阪市から参加された親子もいらっしゃいました。
イベントでは、はしご車バスケットの乗車体験をはじめ、子供用の防火服、救助服、制服の試着体験、ミニ消防車やミニ救急車の乗車体験、関消防署の中を見学するツアーなどを行いました。
普段体験できない消防車両の見学や各種体験を通じて、こどもさんの笑い声や笑顔を見ることができ、幼少年期の防火教育を図ることができました。
今後も「こども消防見学会」を開催していく予定ですので、次回もぜひご来場ください。
↓当日の写真です(クリックで拡大表示します)