1時間前までは、みんな笑顔でバーベキューをしていたのに・・・
水難事故14件 死者7名
※4月1日~8月22日現在(関市・美濃市)
関市・美濃市の川では毎年人が亡くなっています。
長良川や板取川をはじめ、関市・美濃市内の河川では遊泳、魚釣り、バーベキューなど様々に利用される一方、水難事故が多く発生しています。今年度はすでに14件の水難事故が発生し、7名の方が亡くなっています。
水難事故は、決して他人事ではありません。遊泳中は常に危険にさらされていることを自覚し、無理な遊泳はしないようにしてください。
水難事故を防ぐためには・・・
・自分の泳力を過信せず、初めて泳ぐ場所では気を付ける。
一見すると穏やかに見えますが、地形によって川の流れは様々で、
川底に引き込まれる流れや岸にたどり
着けない流れをつくり出します。また、急激な深みのある場所もあり、自分の泳力を過信せず遊泳しましょう。岩や流木などの障害物が多い場所は障害物への衝突や足などを引っ掛けて抜け出せなくなり、溺れる可能性がありま
す。
・飲酒後の遊泳・服を着たままの遊泳はしない
飲酒は運動能力を鈍らせるだけでなく、正常な判断ができず無理な遊泳を誘発します。服を着たままの遊泳も泳ぎにくく、体が水中に沈みやすくなるためやめてください。
・飛び込みなどの危険行為はしない
橋や岩からの飛び込みは、川底や障害物への衝突に繋がり、ケガをするだけでなく、そのまま溺れてしまう危険性があるためやめてください。
・子供から目を離さない
子供は泳力がなく、行動が読めません。少し目を離すだけでも危険な場所へ近づいてしまいます。常に子供を監視下に置き、ライフジャケットや水中用ヘルメットなどを着用させて事故を未然に防いでください。
・天候の変化に注意する
悪天候は川の増水や早い流れに繋がります。また、自分たちの遊泳場所は晴れていても、上流域で雨が降っていれば、急激な増水につながります。気象情報によく注意して、増水しそうな場合や、川の水が濁り始めたり、ごみや小枝が流れてくるときは、早めに川から離脱してください。
※河川の危険個所は下記のホームページから確認して下さい。
岐阜県公式ホームページ
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei/ken-gaiyo/soshiki-annai/kendo-seibi/doboku-jimusho/mino/suinanh28.html