中濃消防組合が年2回発行する広報誌 消防だよりの最新号が完成しました。
今回の特集は「救急救命士ってどんな人??」です。そのほかにも各署・出張所の記事や、最新の情報が満載ですので、ぜひご覧ください!
ニュース & 案内
消防だより最新号(第77号)をホームページに掲載しました
若年職員安全運転講習を実施しました
消防署では、消防車や救急車などの車両を運転する隊員のことを「機関員」といいます。
「機関員」になるには、普通自動車免許や大型自動車免許が必要ですが、それ以外にも当本部で決められた規約があります。
これらを満たした隊員が「機関員」になり、各車両を運転して災害現場へ駆けつけたり、災害現場で消防車から放水するための機関操作(ポンプ操作)を行います。
消防車や救急車が、事故することなく活動するために、機関員になりたての若年職員を対象に座学と実技の講習を行いました。
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元自動車学校教官経験のある職員による座学
実技では、限界を知るために、段ボールを壁などの障害に見立てたコースを設定して、車両感覚などを確認します。
最初の難関は鋭角の角での切り返し。ギリギリのコースなので、段ボールに擦りそうになりながら、何とかクリアする隊員が続出。
今回の最大の難関は、通称「たこつぼ」と呼ばれる、入口と出口が同じ場所の円形の狭い敷地内で車両の向きを360度、変換して出ていくコースです。
写真のとおり、ぐるっと回れない狭い場所なので、何回も前進後進を繰り返しながら、徐々に向きを変えていくのですが、まだ、大きな車両の間隔に慣れていない隊員にとっては、四苦八苦するコースです。
段ボールに少しぶつけた隊員もいたようですが、皆、なんとかコースをクリアして運転の難しさを実感しました。
今回、実際に段ボールに接触したり、ぎりぎりまで攻めてみたことで、自分の運転技術の弱点なども良く分かったとのことです。
今後も、このような研修を重ねていき、安全な車両運行に努めていきます。
★平成28年度火災予防に関する図画(ポスター)・習字の入選作品展示中★【予防課】
平成28年度 中濃消防組合人事行政の運営等の状況を公表します
平成28年度 中濃消防組合人事行政の運営等の状況を公表します。
平成28年度 緊急消防援助隊 中部ブロック合同訓練に参加しました。
『富山県東部を震源とする大規模地震が発生!!』
これは9月23、24日に行われた緊急消防援助隊の訓練想定です。※実際には起きていません!
緊急消防援助隊とは・・・
大規模災害が発生した際に、被災地に対して、被災地以外の都道府県から消火・救助・救急などの応援を行う部隊のことで、私たち中濃消防組合も要請があれば出動します。
今回の訓練は富山県・石川県・福井県・静岡県・愛知県・三重県・岐阜県の7県が参加し、 中濃消防は2名の職員が岐阜県隊の中の後方支援隊として参加しました。
後方支援隊は、岐阜県隊41名が休息するためのテントを運搬・設営したり、食事等を準備する隊。いわば「縁の下の力持ち」の隊です。
現場へ到着後、何もない場所に荷物を運び、テントをたてます。後方支援隊は全員で10名で、4つの消防本部の職員で構成され、ほとんどが初対面。でも消防で大事なのはチームワーク!みんなで協力して1時間ほどでこんな立派に設営できました。
指揮隊、消火隊、救助隊、救急隊が訓練を終え、岐阜県隊全員で食事です。
緊急消防援助隊は、災害に備え長期保存がきく食品を常に準備しています。今回のメニューはお湯を入れるだけでできるドライカレーと温めるだけのレトルトカレー。なんとカレー×カレーです(笑)。でも意外においしい!保存食の味も日々進化しているようです。
岐阜県隊のみなさんとコミュニケーションをとりながら食べ、寝るときも仲よく一緒に寝て、隊としての絆も深まりました。
翌日、5時に起床し朝食をとり、テント等を撤収し、次の訓練現場に向かいます。
訓練想定は、地震で建物が倒壊し、火災も発生。さらに河川堤防の決壊による浸水で、救助が必要な人が多数いるという大変な想定でした。
私たち後方支援隊は、実際の救助活動には参加しませんでしたが、特殊車両やさまざまな資機材を使った救助活動を現場で見ることができ、とてもいい経験になりました。
地震、豪雨などの大規模災害はいつ、どこで起きるかわかりません。もちろん私たちのすむまちで起こる可能性だってあります。
そのときのため、私たちは全国の消防士たちとこういった訓練を重ね、万全な活動ができるよう準備しています!
平成28年度 緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練に参加中
平成28年度火災予防に関する図画(ポスター)・習字の入選作品のご紹介【予防課】
今年度も中濃地区幼年少年女性防火委員会主催で、関市・美濃市の幼稚園・保育園、小・中学校から火災予防に関する図画(ポスター)・習字を募集しました。
今回、図画の部に735点、習字の部に530点の応募があり、9月9日(金)先生方の審査のもと各部それぞれ19点ずつ入選作品が決定しました。
審査された先生方から、次のような評価をいただきました。
【図画の部】
・描きたいものを大きく画面に入れて豊かな色彩で迫力ある作品が多かったです。
・レタリング(文字の図案化)もしっかりしてきて画面の見やすさや構成の工夫がある作品が多くなっています。
【習字の部】
・中学生の出品が多く、良い作品が多く見られました。
・小学校高学年のレベルが高く、整った作品が多かったです。
図画・習字の金賞作品については、今年度の中濃消防組合火災予防運動ポスター(秋・春)として採用させていただきます。
また、応募作品は火災予防運動期間中などに各消防署や出張所などで展示を予定しています。
今年もたくさんのご応募ありがとうございました!!
岐阜県警察本部機動隊と合同潜水訓練を実施しました!!
潰れた耳、太い腕、盛り上がった胸筋。いやー、強そうでした!!
当消防本部にも筋骨隆々の職員はおりますが、やはり強そうという点においては機動
隊の方々には一歩も二歩もゆずりますわァ。
あっ、申し遅れましたが平成28年9月2日(金)岐阜メモリアルセンターにおいて
当消防本部の精鋭部隊である潜水士隊と岐阜県警察本部機動隊の方々と合同潜水訓練
を実施しました。
年々、広域化していく水難事故に対して県警の方々と協力体制を築いていこうという魂胆です。
訓練内容としては、立ち泳ぎやインターバルといった基礎的な泳力を高める訓練や、
落差がある場所での入水法など、日頃河川での訓練を中心にしている当組合の潜水士隊
今後も合同訓練を実施していき、協力体制を築いていきます。
甲種防火管理新規講習を実施しました【予防課】
西部地区防災訓練
みんなで揃って、ひなたぼっこ(^_^)/
ではありません。笑
先日、関市西部地区の防災訓練が開催されました。
通報・消火訓練、水防工法訓練、煙道訓練、救護訓練、炊き出し訓練と
各ブースに分かれ西部地区の住民505人が参加しました。
上の写真は西部地区のみなさんが揃い救護訓練が始まるのを待つ人形さん達の姿です。
たくさんの人に集まっていただき
真夏の炎天下の中ひとりひとりが一生懸命に訓練されている姿を見て
災害はいつ起こるかわかりません。
日頃から防災に対する準備や知識の習得が不可欠です。
大切な家族、大好きな恋人を守るのは皆さん自身です。
備えあれば憂いなし。