平成30年7月25日(水)に三重県鈴鹿市の三重県消防学校で開催が予定されていました第47回消防救助技術東海地区指導会は、「平成30年7月豪雨」により広範囲で甚大な被害が発生しており、現在も各地で捜索、救助活動が続いていること、また被災地での地元消防本部や緊急消防援助隊の活動が今後しばらく継続される可能性があることから、中止となりました。
ニュース & 案内
第47回消防救助技術東海地区指導会の開催中止について
小規模な飲食店に係る消火器具について
小規模な飲食店に消火器具の設置が必要となります!!
新潟県糸魚川市で発生した大規模火災の事例等から消防法令が改正され、平成31年10月1日から一定の小規模な飲食店等について、新たに消火器具の設置が義務付けられることになりました。
消火器具を設置しなければならない建物は、消防法施行令別表第1(3)項に掲げる150平方メートル未満の飲食店等で、火を使用する設備又は器具が設置されているものが対象となります。(総務省令で定める措置が講じられたものは除く。)
○火を使用する設備又は器具とは、調理を目的として「コンロ」「グリル」など火を使用するものが対象となります。
○防火上有効な措置とは、「調理油過熱防止装置」「自動消火装置」又はその危険な状態の発生を防止するとともに、発生時における被害を軽減する安全機能を有する装置を設けるものは、消火器具の設置の対象外となります。
≪消火器の点検及び点検報告≫
・消火器の設置が必要な飲食店等は、消火器具の点検を6ヶ月ごとに実施し、1年に1回消防署長に報告する必要があります。
安全運転研修会を実施しました!!
平成30年6月19日と20日の2日間、当消防本部において安全運転研修会を実施しました。
この研修会では、若年職員を対象に緊急走行や狭隘路を安全に運転するための知識、技術を習得するために講義研修と実技研修を行いました。
また、当消防本部では、自動車学校指導員の職歴を持つ職員が講師を務めています。
その講師が考案した講習コースがこちら!
どうですか。自動車学校さながらのコースが完成しました!
さて・・・それでは実践です。
スタート位置から、まずは幅寄せ停車です。
最大の難所。ヘアピンカーブ!?
上手く曲がれるでしょうか・・・
鋭角カーブをクリアし一安心・・・次はクランク、直角カーブの連続にチャレンジです。
そしてS字カーブ。
最後は「たこつぼ」と言われる難所です。円形の狭い空間で切り返し脱出します。
本研修会では、講義研修で交通法令等を再確認し、実技研修では普段なかなか経験できない状況での走行訓練となり、若手職員にとっては非常に良い経験になりました。
災害現場では、助けを待っている人がいる!
迅速かつ安全運転で現場へ駆けつけ、市民の皆さんのお役に立てるよう、今後も運転技術の研鑽に努めていきます。
平成30年度 中濃消防組合体験型採用説明会を実施しました
「消防士になりたい!」
「消防に興味がある!」
でも「消防」って、火を消したり人を助けたりと漠然としたイメージはあるけど、普段どんな業務をしているかよくわからない人がほとんどだと思います。
そんな人のために、中濃消防組合では「体験型採用説明会」を行っています。
実際に体験することで消防業務について詳しく知ってもらい、消防士を目指す気持ちをより強くしてもらうために行っている説明会で、今年度は6月17日(日)に消防本部で実施しました。
中濃消防管轄内の関市、美濃市に住んでいる方だけでなく、関西地方や四国出身の方まで、18名が参加し、私たち消防士の業務を実際に体験してもらいました!
消火訓練
消防の仕事といえば、まずコレですよね!
でもただ放水体験をしてもらうだけではなく、実際に現場に着ていく防火衣を着て、さらに空気呼吸器を背負った状態でホースを搬送し、さらにホースを延ばすことも体験してもらいました。
実際に災害現場まで資器材を搬送したり、遠いところまでホースを何本も延ばさないといけないこともよくあります。それを身をもって体験してもらうため、ホースを持って訓練塔の5階まで走ってもらいましたが、息を切らせて走っていた参加者の姿が印象的でした。
また、放水のあとのホース巻きもやってもらいました。本当に実際の業務を体験してもらう、それがただの説明会とは違うところなんです!
救助訓練
7mの高さに張られた20mのロープ。その先で救助を求めている人を助けるために、消防士はロープ渡っていかなければなりません!
ロープを渡ることを渡過(とか)といいますが、今回は2種類の渡過方法を体験してもらいました。
「現役消防士が軽く渡っているのを見て自分もできるんじゃないかと思ったが、実際には思った以上に力やバランスが必要でとても難しく、渡りきることができなかった」
そんな感想が聞かれたように、20mを渡り切れなかった参加者も多数いました。
しかしご安心を!ロープの途中で動けない参加者も、現役消防士が迅速かつ安全に救出しました。
救急訓練見学
「救急指令!心肺停止の傷病者のもとへ今すぐ急行せよ!」
救急隊と支援隊が出場し、心臓と呼吸が止まっている人のもとへ駆けつけ、すぐさま胸骨圧迫や人口呼吸を開始します!
さらには救急救命士だけが行うことができる特定行為と呼ばれる処置も的確に行い、素早く救急車へ搬送!
といった本番さながらの訓練を間近で見学してもらいました。
隊員たちの真剣な表情やきびきびとした行動に、参加者の方も現場にいるような臨場感を感じてもらえたかと思います。
その後は署内や指令センター、車両の見学をしてもらい、最後には現役消防士との意見交換をしてもらいました。
参加者からは、
「今まで以上に消防士になりたいと思いました!」
「こんな先輩の中で一緒に働いてみたいと思いました!」
という感想を聞くことができました。
普段できない消防業務を実際に体験できるのもこの採用説明会の特徴ですが、現役消防士の働く姿を間近で見てもらうことや、会話することによって、現役消防士の「消防に対する熱い思い」を感じてもらえるのも、この説明会ならではのことだと思います。
消防に興味がある方は、ぜひ参加してみませんか?
中濃消防組合の消防士は、あなたの夢を真剣に応援します!
平成30年度危険物安全週間が始まります
危険物安全週間とは・・・
危険物の保安に対する意識の高揚及び啓発を推進することにより、各事業所における自主保安体制の確立を図るため、毎年6月の第2週(日曜日から土曜日までの1週間)を「危険物安全週間」とすることが、平成2年に制定されました。
■ 期 間 平成30年6月3日(日)から6月9日(土)まで
■ 推進標語 「この一球 届け無事故へ みんなの願い」
■ 実施の重点 ⑴ 危険物施設における保安体制の整備推進
⑵ 危険物に関する知識の啓発普及
「危険物」って?
消防法で定められているもので、一般的に次のような危険性を持った物品をいいます。
- 火災発生の危険性が大きい
- 火災拡大の危険性が大きい
- 消火の困難性が高い
※ 私たちの身近なものではガソリン、灯油、油性塗料等があります。
平成30年度応急手当普及員養成講習の開催について
※ 申し込み受付は、終了しました。
中濃消防組合では、平成30年度の応急手当普及員養成講習を次のとおり開催いたします。
1 講習の目的
応急手当普及員とは、事業所又は防災組織等において、当該事業所の従業員又は防災組織等の構成員に対して行う普通救命講習の指導に従事することができる資格であり、この講習を受講することで取得することができます。
2 実施機関 中濃消防組合
3 受講要件 原則、事業所又は防災組織等において、応急手当の普及に努めていただける方
3 定 員 30名程度
※ 受講人数が10名に満たない場合は、開催を中止することもありますのでご了承ください
4 講習日時
平成30年7月31日(火)から平成30年8月2日(木)までの3日間
午前8時30分から午後5時15分まで(各日共通)
※3日間すべて受講しなければ資格を取得できません
5 講習会場 中濃消防組合消防本部2階大会議室
6 テキスト代 500円
7 申込期間 平成30年6月11日(月)から平成30年6月29日(金)まで
※ 定員になり次第、締め切らせていただきます
8 申込方法 「平成30年度応急手当普及員講習受講申込書」に記入し、FAX、若しくは直接、中濃消防組合消防本部警防課に提出してください。
9 照会先 関市西欠ノ下5番地
中濃消防組合消防本部警防課(☎0575-23-9097)
一般市民(協力者)へ感謝状を贈呈しました
5月29日、中濃消防組合消防本部 消防長室において一般市民5名へ感謝状を贈呈しました。
5月6日の夜、関市向陽台地内の一般住宅で火災が発生しました。
逃げ遅れた住人2名が2階のベランダで助けを求めていたところ、近所に住む小栗義道さん、笹野厚樹さん、布施誠さん、小林晃丈さん、小林昌史さんが協力し、ベランダにはしごをかけて2名を無事に救出しました。
切迫した現場で救助活動をされた5名にお話を聞くと、「とにかく『助けたい!』という気持ちが強く、救出時のこともよく覚えてないほど無我夢中だった」とおっしゃっていました。
救助活動を近くで見ていた人によると、救出後すぐにベランダ付近の窓から炎が噴き出したそうです。
少しでも遅かったら住民を救助できなかっただけでなく、自分自身もけがをしてしまう恐れもありました。
そんな状況で勇敢に救助活動を行い、2名の尊い命を救ったことは、とても大きな功績です。
また、ご近所の方を「みんなで助けよう!」という強い思いは、普段からのコミュニケーションによって地域の強いつながりができているからこそ生まれたものだったと思います。
今回の協力者のみなさんのように、普段から地域の方とコミュニケーションをとり、災害時に助け合える関係づくりができるといいですね。
(下段左から小栗義道さん、笹野厚樹さん、布施誠さん、上段左から藤田哲也消防長、小林晃丈さん、小林昌史さん、細野正則消防次長兼関消防署長)
平成30年度第1回甲種防火管理新規講習の受講案内について
平成30年度第1回甲種防火管理新規講習の受講案内
中濃消防組合では、平成30年度第1回甲種防火管理新規講習を下記のとおり開催します。
申込みの詳細については「平成30年度第1回甲種防火管理新規講習実施要領」を参照のうえ、「受講申込書」により最寄り中濃消防組合各消防署・分署・出張所に申し込んでください。
1 講習の目的
この講習は、消防法(昭和23年法律第186号)第8号第1項の政令(消防法施行令第3条第1項1号イ)で定める甲種防火管理者の資格を取得させる講習です。
2 講習実施機関 中濃消防組合
3 定員 100名(定員になり次第締め切らさせていただきます)
4 講習日時 平成30年8月23日(木)・24日(金)の2日間
1日目 午前9時15分から午後4時15分まで(受付8:50~9:10)
2日目 午前9時15分から午後4時05分まで(受付8:50~9:10)
5 講習会場 関市文化会館「小ホール」 関市桜本町2丁目30番地1
6 テキスト等 3,900円(受講料は無料です)
7 申込期間 1次募集:平成30年7月2日(月)~7月31日(火)
※管内在勤・在住者を対象
2次募集:平成30年8月1日(水)~8月5日(日)
※1次募集で定員に達しない場合にのみ実施します。対象制限はありません。
平成30年度甲種防火管理再講習を開催します
平成30年度甲種防火管理再講習の受講案内
消防法施行規則第2条の3第1項に定める甲種防火管理再講習を下記のとおり開催します。
申込みの詳細については「平成30年度甲種防火管理再講習実施要領」を参照のうえ、「再講習申込書」により中濃消防組合消防本部予防課に申し込んでください。
1 講習実施機関 中濃消防組合
2 定 員 100名
(可茂消防事務組合消防本部・中濃消防組合消防本部・郡上市消防本部の管内全体で100名)
3 講 習 日 時 平成30年7月20日(金)午後1時30分~午後4時
※受付:午後1時~午後1時30分
4 講 習 会 場 関市文化会館「小ホール」 関市桜本町2丁目30番地1
5 テキスト等 3,100円(受講料は無料です)
6 申 込 期 間 平成30年6月1日(金)から平成30年7月6日(金)まで
春季火災予防運動期間中における協力事業所等
平成30年3月1日から3月7日まで、春季火災予防運動を実施しました。
期間中に関市・美濃市内の事業所等において、「店内での火災予防広報」・「火災予防啓発活動」・「巡回バスによる火災予防広報」など、火災予防に協力を頂きましてありがとうございました。
≪協力頂きました事業所等≫
・店内における火災予防広報 | ラッキープラザ関店
バロー関ひがし店 バロー関緑ヶ丘店 ホームセンターバロー緑ヶ丘店 サンサンシティ・マーゴ マーゴウエスト エディオン関店 ケーズデンキ関店 ベイシア関店 カインズホーム関店 マツオカ武儀店 V.drug中部薬品武儀店 コメリ ハード&グリーン武儀店 関市道の駅平成 上之保温泉 ほほえみの湯 サピーショッピングセンター ザ・ビック美濃店 美濃市紙のふるさとふれあいセンター ジップドラック白沢松森店 オークワ美濃インター店 V.drug中部薬品美濃店 V.drug中部薬品松森店 ゲンキー曽代店 コメリHC美濃店 |
・火災予防啓発活動 | 武芸川幼稚園
バロー武芸川店 関市板取医療センター 板取白谷地区自治会 KEIZ美濃インター店 美濃市道の駅にわか茶屋 美濃市観光協会 美濃市立美濃病院 |
・巡回バスによる火災予防広報 | 武芸川まちづくり委員会
ほらど未来まちづくり委員会 美濃市教育委員会 |