平成29年度 中濃消防組合人事行政の運営等の状況を公表します。
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平成29年度 中濃消防組合人事行政の運営等の状況を公表します
一般市民(協力者)の方に感謝状を贈呈しました
管内で発生した建物火災において、消火活動を行い火災の延焼拡大を防いだ4名の一般市民の方に対し、9月26日、中濃消防組合 消防本部にて感謝状を贈呈しました。
9月1日、美濃市藍川地内にある民家のウッドデッキから火が出ているのを南隣に住む山口南美さんが発見、夫の聡孔(あきとし)さんに知らせました。また、同時に西隣に住む相宮優さんと妻の明美さんも、火災を発見。
そして、現場へ駆けつけた山口聡孔さんは粉末消火器で、相宮さんご夫妻は協力して自宅から延ばした水道ホースを使用し、それぞれが初期消火を行い、消火に成功しました。
迅速な消火がなければ、さらに延焼拡大していたかもしれません。
4人がそれぞれの役割を果たして消火活動を行い、被害を最小限に留めたことは非常に大きな功績です。
また、被表彰者のみなさんが口を揃えてこうおっしゃっていました。
「もし現場に1人しかいなかったら・・・、と思うとゾッとします。」
適切な消火活動ができたのは、普段からご近所同士でお互いを気にかけ、思いやる関係があったからこそだと思います。
地域の連携って大切ですね。
今年は昨年に比べ、火災による死者や負傷者が増えています。
さらに、これから空気が乾燥し、火災が発生しやすい時季に入ります。
中濃消防組合は勇気ある4人の方々の行動に感謝するとともに、今後も火災予防啓発に力を入れていきます!
(写真左から、足立秀人消防長、相宮優さん、相宮明美さん、山口南美さん、山口聡孔さん、土田陽一郎消防次長兼美濃消防署長)
レゴ消防車が納車されました!
中濃消防組合に新たな車両が仲間に加わりました!
なんと・・・すべてレゴでできています!!
(サイズは全長18cm、全幅6.2cm、全高10cm)
この車両は、大阪在住の一般の方が6月に当組合の車両を見に来られ、それから約3か月もの間、休みの日に作業をし、作ってくださいました。趣味でこのクオリティって、すごいですよね!!
※インスタグラムで「レゴ消防車」で検索すると、この方が作られた他の作品を見ることができますよ!(インスタグラムの名前は「たくち」さんです)
モデルとなったのはこれ!「関タンク2号車」(消防ポンプ自動車 CD-Ⅰ型)です!
シャッターの中には資器材がこんなに・・・!!
できるだけ本物に忠実に、そしてしっかりと収納できるように作られています!
収納されている資器材を使えば、こんなシーンの再現もできます!
子どもはもちろん、大人もワクワクしちゃいますね!!
↑ ホースカーを搬送する消防隊員
↑ 地上式消火栓から吸水、車両から伸ばしたホースから放水する消防隊員
このレゴ消防車は今後、消防署で展示し、火災予防啓発のためにさまざまなイベントにも出向させたいと考えています!!
気になる方はぜひ消防本部までお越しください!!
平成29年度火災予防に関する図画・習字の入選作品のご紹介【予防課】
今年度も中濃地区幼年少年女性防火委員会主催で、関市・美濃市の幼稚園・保育園、小・中学校から火災予防に関する図画(ポスター)・習字を募集しました。
今回、図画の部に720点、習字の部に663点の応募があり、9月8日(金)に先生方の審査のもと各部それぞれ19点ずつ入選作品が決定しました。
審査された先生方から、次のような評価をいただきました。
【図画の部】
・幼稚園、保育園の作品は、消防自動車や消火活動の様子が生き生きと描かれており、楽しくのびのびと描く子どもの姿が目にうかびました。
・小中学生の作品は、色や形を丁寧に表現している作品が多く見られました。
・彩色の仕方も1色だけではなく、2~3色を重ね立体感を表現する作品が多くありました。
【習字の部】
・書写を中学生まで続けることは難しいのですが、たくさんの出品がありうれしく思いました。
・墨をいっぱい使った作品が多く良かったです。
図画・習字の金賞作品については、今年度の中濃消防組合火災予防運動ポスター(秋・春)として採用させていただきます。
また、応募作品は火災予防運動期間中などに各消防署や出張所などで展示を予定しています。
今年もたくさんのご応募ありがとうございました!!
平成29年度第1回甲種防火管理新規講習を実施しました【予防課】
平成29年8月24日、25日の2日間にわたり、関市文化会館において甲種防火管理新規講習を実施しました。
消防法第8条では、政令で定める多数の者が出入りするような事業所等には防火管理者を定め、防火管理上必要な業務を行わせることが義務付けられています。中濃消防組合では、事業所等において管理的又は監督的な地位にある方を対象に、毎年、消防法第8条に定める防火管理者としての資格を取得してもらうための講習会を実施しています。
この講習会では、防火管理に関する座学や、実際に屋内消火栓等を使用する等のカリキュラムがあり、今回、87名の方が甲種防火管理者としての修了証を取得しました。
第30回中濃地区少年消防クラブリーダー研修会を実施しました!
消防に対する知識を深め防火・防災意識を高めるとともに、クラブ員同士の親睦を深めることを目的に、岐阜県広域防災センターで「第30回中濃地区少年消防クラブリーダー研修会」を開催しました。
研修会には、中濃消防組合管内の少年消防クラブの代表25名(小学4~6年生)が参加し、関市女性防火クラブの協力のもと、空き缶コンロによる炊き出し実演や、空き缶コンロの作成、地震体験、消火訓練など様々な体験実習を行いました。
防災備蓄館見学 濃煙迷路体験
非常食体験(空き缶コンロ) 防災講話
消火器取扱い体験 VR災害体験シミュレーター
地震体験 閉講式(修了証交付)
記念撮影
2017年8月1日第50回岐阜県関市刃物まつりを「指定催し」に指定しました
指定催しの指定に関する公表はこちら
第46回消防救助技術東海地区指導会に出場しました
7月26日、三重県鈴鹿市の三重県消防学校において開催された第46回消防救助技術東海地区指導会に出場しました。
この大会は東海地区(愛知・岐阜・三重)の消防本部の隊員たちが参加し、さまざまな競技で救助技術を競い合う大会です。
当組合からは2つの競技にエントリーし、出場隊員は日々訓練に励んできました。
当日は日差しが強く、ただでさえ暑い日でしたが、鍛え抜かれた出場隊員たちの熱気や、応援に駆けつけた消防士、家族たちの熱い思いがさらに会場を熱くさせていました。
上位入賞し、全国消防救助技術大会(今年は宮城県仙台市で開催)へ出場する!
関わってくれた人たちへの感謝を表現する!
出場隊員はさまざまな思いを胸に、さらに所属本部の看板を背負って競技に臨みます。
そのため、消防士たちがこの大会にかける気持ちはとても強いんです!!
中濃消防組合がまず出場した競技は「ほふく救出」。
1人が空気呼吸器を着装して長さ8メートルの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送する競技です。
結果は上位入賞とはなりませんでしたが、大きなタイムロスはなく、訓練の成果は発揮することができました。
次に出場した競技は「ロープブリッジ救出」。
2人の隊員が塔と塔の間に張られたロープを渡り、反対の塔にいる要救助者にロープを決着し、もう1人の隊員が引っ張って救出するという競技です。
結果は、こちらも上位入賞はなりませんでしたが、減点なく競技でき、来年度につながる結果となりました。
どちらの競技も全国大会への出場は逃しましたが、日々の訓練で培ってきた救助技術や、隊員同士の強固な絆は今後の消防業務に役立てていけるものです!
中濃消防出場隊員の熱い夏は終わりましたが、まだまだ暑い夏は続きますので、みなさん体調管理には十分気をつけてくださいね!
関警察署、岐阜県警察機動隊との連携を図る「BCテロ対応訓練」を実施しました
平成29年7月19日(水)関市わかくさ プラザにおいて、関警察署、岐阜県警察機動隊、関市役所と合同で、「BCテロ対応訓練」を実施しました。
BCテロとは!?
B・・・生物(biological)
C・・・化学物質(chemical)
生物、化学物質による特殊なテロのことをいいます。
今回はペットボトルに入った不審物質が散布され、多数の人が床に倒れこんでいるとの想定で実施しました。
先着した警察が通報した施設管理者に確認後、立入規制区域等の設定を行い、その後到着した消防が岐阜県警察機動隊と連携し要救助者の救出活動と汚染された箇所の除染活動を行いました。
関係機関と連携を強化することができ、有意義な訓練となりました。
平成29年度 消防救助技術東海地区指導会出場選手 管理者及び副管理者の激励会を実施しました
消防士にとって熱い季節がやってきました。
7月26日、東海地区の消防士たちが救助技術を競い合う消防救助技術東海地区指導会が行われます。
当組合からは「ロープブリッジ救出」・「ほふく救出」の2種目に出場予定で、出場隊員たちは本番に向け日々訓練を重ねているところです。
そんな中、7月6日には副管理者(美濃市長)、7日には管理者(関市長)の前で出場選手が訓練を披露しました。
ほふく救出
3人1組(要救助者を含む)で実施。
1人が空気呼吸器を着装して長さ8メートルの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送する種目。
屋内で煙に巻かれた人を救出するための訓練です。
ロープブリッジ救出
4人1組(要救助者を含む)で実施。
2人が塔と塔の間に張られたロープを渡り(20メートル)、反対側の塔にいる要救助者を救出ロープに吊り下げます。その後もう1人の隊員がロープを引っ張り要救助者を救出するという種目。
要救助者を隣の建物等から進入し、救出することを想定した訓練です。
今回の訓練披露では、両種目ともベストタイムとはいきませんでしたが、日頃の訓練の成果を発揮し、堂々と実施することができました。
消防救助技術東海地区指導会
日時: 平成29年7月26日(水曜日)
場所: 三重県消防学校(三重県鈴鹿市石薬師町452)
各種目で上位入賞(ロープブリッジ救出は全出場チーム中2位以内、ほふく救出は県内の出場チーム中1位)の場合、8月23日(水)に宮城県で開催される第46回全国消防救助技術大会に出場することができます。
本番まで残り約20日。
本番でベストな結果が出せるよう、さらに訓練に励んでいきます!!