ほのおのにっき

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中濃消防組合 全国誌デビュー!!

ほのおのにっき 2018年10月26日

先日、防災や消防に関連する情報がまとめられた某雑誌で中濃消防組合の水難救助隊が紹介されました!

 

中濃消防組合管内では、毎年たくさんの水の事故が起きています。水の事故でより多くの命を救うことができるよう、専門の救助隊が編成されています。

水難救助隊は、たくさんの希望者の中から実力のある人だけが選抜されたエキスパート部隊です。

そんな水難救助隊の訓練の様子がなんと4ページに渡って紹介されています。

 

川遊びの時期も過ぎ肌寒い季節となってきましたが、水難救助隊は冬の間も気を抜かず、今後も訓練を重ね出動に備えます!

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消防車の機関員になるために

ほのおのにっき 2018年10月25日

みなさんは消防署の車といえば、どんな車を思い浮かべますか?

多くの方がはしご車などの赤くて大きい車をイメージすると思います。(正確には朱色です!)

 

現在、中濃消防組合に配備してある消防車の多くは、中型免許以上が必要です。その中でも、はしご車と水槽車・救助工作車は車体も総重量も大きく、『大型免許』の資格を持っていないと運転できません。大型免許を取得し、機関員として必要な知識や技術を身につけていると認められた者だけが機関員(運転手)になることができるのです!

 

私は正直、『大型免許』の取得を甘く考えていました。自家用車がやや大きくなったくらいだろうと。しかし、実際は、車体が大きく高いため、死角が多いこと、旋回時に普通車に比べ内輪差やリアオーバーハング(車両後部の外側への張り出し)が大幅に大きくなること・・・など、注意しなければならない点が多く、簡単に取得できるものではありませんでした。

 

不甲斐ない運転に苦笑いする教官、練習の度に増えていくお金・・・。しかし、めげず練習を重ねて運転技術を身につけ、ついに私も最近『大型免許』を取得することができました!

 

何事もポジティブ思考!これからは早く一人前の機関員になれるように、猛勉強します!!

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にょろにょろしたアイツ!!

ほのおのにっき 2018年10月24日

みなさんは疲れた時やストレスを発散したいときに何をしていますか?

食べることで発散する人、ひたすら寝る人・・・など、さまざまな方法があると思いますが、私は最近は釣りをすることでストレス発散を行っています。

「せっかく釣るなら、食べられる魚がいい!」と思っている食いしん坊の私。

そんな私がよく釣るのは、見た目はにょろにょろしていてちょっと苦手な方もいるかと思いますが、食べればスタミナがつくと言われており、蒲焼きなどでよく食べられているアイツ!

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いつでも行けるよう常に道具の準備はしてあります!

 

そう!ウナギです!

 

 

ウナギを釣ること自体はとても簡単なので誰でもできますが、夕方から夜中までの釣っている間、「あー、暇だなー」とリラックスできる時間が私はとても好きです。

 

 

 

 

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サイズが小さいのはリリースしてあげました(^_^;)

もちろん釣るのがメインなので、そちらもぬかりなく。

日によって変わりますが、ほんの30分程度で3匹釣れる日もあります。

釣れたウナギは持って帰り、自分で捌いて美味しくいただきました(^^)

 

 

 

釣りという趣味はストレス発散ができる上に、ウナギを食べることでスタミナをつけ、体力を使う消防の仕事も頑張ることができます!たくさん釣れた時には、お世話になっている人たちに蒲焼きを振舞うのもありかも!笑

これからの時期は寒いため釣ることが難しいので、また来年、ウナギにはお世話になろうと思います。

えっ! 金魚や鯉を飼っているの?

ほのおのにっき 2018年10月23日

津保川出張所に水色の大きな水そうがあります。

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近づいてみましょう・・・

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ロープでふたが固定してあり、外れないようにしてあるぞ・・

もしかして、金魚や鯉が猫に食べられるのを防ぐためかな?

消防のホースは水の入れかえのためかな?

 

こっそり開けてみましょう・・・

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あれ、少しの水と砂が入っている。

金魚や鯉はいないぞ。

もしかして、猫に食べられたのかな?

 

 

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実は、訓練用の水そうだったんです!

 

消防車で水を吸って訓練するためにおいてあります。

(訓練する時は、水を入れます。)

これから空気が乾燥して火災が起きやすくなります。

そのため、所員は訓練に励んでいます。

金魚や鯉は飼っていないですよ 笑

自撮りにハマっています

ほのおのにっき 2018年10月19日

昨年の流行語大賞に「インスタ映え」という言葉が選ばれたことは記憶に新しいかと思います。外食の際に料理をパシャリ、観光名所でパシャリ、綺麗な景色を見てパシャリ。「あ!」と思ったものを撮影しSNSで共有することはもはや新しい文化として定着したと言っても過言ではく、私もすっかりその文化にハマってしまっています。

 

ただ、私がSNSにアップする写真の主役は料理や景色ではありません。主役は自分。そうです、自分で自分の写真を撮る、いわゆる「自撮り」と呼ばれるものです。特に自身の趣味である登山やランニング中に出会った景色の中に自分が溶け込んだ写真をよく撮影します。

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このような話をすると「友達がいないの?」と心配されることが多いので一応言い訳をさせてください。綺麗な景色を写真に収めたい時は人を一緒に写すことでそのスケールを伝えることができます。しかし私は普段1人で行動することが多く、また訪れる場所もマイナーなため景色と一緒に写す人が自分以外に居ないのです。(大切なことなので強調しますが決して友達がいないわけではないのです。)

 

全然消防署に関係ないような趣味ですが、私が写真を撮りに行く場所は「道がない」ことも珍しくないため、消防に必須の体力が勝手についていきます。(道が険しいのはまだ優しいのです。)趣味が充実すると自然と仕事にも身が入ります。皆さんも自分の好きなことに楽しく打ち込んで下さいヽ( ´¬`)ノ

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粋だねぇ!

ほのおのにっき 2018年10月18日

落語ファンの皆さん、一年間お待たせしました。(一年前の投稿 「10月3日につづく」はこちら

先(9月12日)の担当者から引き続きます。(9月12日の投稿「「寄席」PART2」はこちら

その前に、この「ほのおのにっき」のシステムについて少しお話します。

誕生日を基準に年間を通じて担当者が決められ、その日に合わせてネタを拾い掲載するシステムになっています。

 

今年も行ってきましたヨ(^_^V しかも、予てから念願だった正月公演です。

正月公演と言っても二之席ですが、(通常は1ケ月を3つに割って、上席・中席・下席と言いますが、正月公演だけは上席を初席・中席を二之席と言うそうです)それでも豪華な出演者に、抱腹絶倒の二日間(計12時間)でした。

 

04-honoo1-20181018・・・って始まる予定でした。ところが奇しくも(必然とも取れますが)先に述べたメンバーが1ケ月前に誕生日を迎え、既に正月公演の話題に触れたのを知り愕然とし落胆しました。

それでも私はめげません。

 

という事で、懲りもせず落語の話におつきあいください。

以上が枕話です。

 

 

04-honoo2-20181018さて、私も落語に興味を持ってから感じた事ですが、落語は単に座布団に座って話すだけではなく、そのすべてが落語なんだと気づきました。

と言うのは、「トントン」と太鼓が響き三味線で出囃子がなると、いよいよ噺家の出番です。舞台袖から登場し座布団に座る。深々とお辞儀をし、枕話(前置きのようなもの)が始まる。

その一つ一つを取っても噺家それぞれの所作があります。それを見るだけでも楽しく、粋です。

ところが、中には舞台袖から登場するやいなや立ち止まりおじぎをする方もみえます。この所作が私にはどうもシラケます。(個人的な感想です)やはり、『芸は売っても身は売らない』ではないですが、噺家には最初から最後まで粋であってほしいものです。(個人的な感想です)

 

以前、研修を受けた者に聞いた話ですが、講習を3分割すると、受講者が集中して聴くのは最初と最後で、そこにポイントを持っていけばより良い教育になるそうです。

 

私も、人前で話す時はより集中して聞いていただけるよう出囃子からシラケられないようにしたいものです。

 

初期消火技術向上のために

ほのおのにっき 2018年10月17日

先日、関市文化会館市民広場で、第34回合同初期消火技術競技大会が開催されました。

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この大会は、中濃地区防火協会と武儀地区危険物安全協会が合同開催する競技会で、消火器と屋内消火栓の部があり、競技を通じて適切な通報と初期消火技術の向上を図ることを主な目的としており、各会員事業所から選抜された選手が初期消火技術を競う大会です。

 

武儀出張所が管轄する武儀地域の事業所からも消火器の部に男女合わせ9人が出場され、消火技術に磨きをかけていただきました。

 

結果は・・・男子の部では準優勝と6位入賞、女子の部でも準優勝されるなど、優秀な成績を収められました!!

 

競技会では、実際に火を消すことはしませんが、119番通報に始まり、出火元を見極め、安全かつ迅速・正確な消火技術を必要とする競技方式の訓練を経験することで、初期消火技術の基本を習得され、もしも!の時に役立てていだだけると確信しています。

 

出場者の皆様、運営関係者の皆様、ありがとうございました!

そして、入賞された皆様、おめでとうございます!

でも・・・・そんな消火技術を使う場面がないことが一番です!

そのためにも、予防が一番!「火の用心」をお願いします!!

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私の活力源

ほのおのにっき 2018年10月16日

みなさんは現在某チャンネルのテレビ番組でこんな挑戦が行われているのをご存知でしょうか。

その挑戦とは、日本山岳会により選定された日本300名山を登り、鹿児島県の屋久島から北海道の利尻岳へ約10,000kmを超える距離を一切の交通機関を使わず、陸路は歩きとスキー、海路はシーカヤックやパッククラフトを使用し日本列島をひと筆書きで制覇する前人未到の挑戦です。

 

この挑戦をするのはアドベンチャーレーサーの「田中陽希さん」

 

私は初めて見たときからこの番組の虜になってしまい、田中さんの強靭な体力、スキルはもちろん何事にも挑戦する意思の強さに感銘を受けました。

 

ある日、田中さんを「生で見てみたい!」と思い、SNSを駆使し居場所を推測、「きっと今日はこの山に登るはず!」と先回りして登頂し山頂で待つこと1時間・・・。

猛暑の中、懸命に登ってくる田中さんの姿が!

ようやく会うことができました。

 

山頂では緊張しながらもさまざまな話をすることができました。

 

田中さんを見ていると、私も頑張らなくては!と活力が沸いてきます。私も田中さんのように、目標に向かって挑戦し、苦難に立ち向かえるような消防職員になりたいです。

みなさんも興味があったらご覧になってください!

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白山連邦を眺める田中陽希さん

 

武芸川オープンスクールへ

ほのおのにっき 2018年10月12日

 10月6日、関市立武芸川中学校において「武芸川オープンスクール」が行われました。

 

「武芸川オープンスクール」とは、武芸川中学校の生徒と保護者が職業を持つ人の生き方を一緒に学ぶことを通して、今の生き方や進路に対する考え方を見つめ直し、これからの人生の指針を親子で考えるという趣旨のもと、毎年行われているものです。

 

今回は、武芸川出張所の職員1名が参加し、我々消防士の他に、自衛官、歌手、プロスポーツ選手など、10の職種の方が講師として参加しました。

 

 

消防士コースには、12名の生徒さんが参加。

パワーポイントで消防署の一日の仕事や災害出動等について説明をしましたが、「消防士をやっていて良かったこと、大変なことはなんですか?」という質問に、参加した生徒の強い意欲を感じました。

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また、実際の現場で使用する救助ロープを使い、ロープを結ぶ「結索訓練」も体験してもらいました。

生徒のみなさんは、楽しく、そして時に真剣なまなざしで取り組んでくれて、消防士という仕事の難しさややりがいが伝わったのではないかと思います。

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今回の武芸川オープンスクールを通して、一人でも多くの子どもが消防に興味を持ち、消防士という職業を志してもらえれば嬉しいです。

 

今こそ共助のとき

ほのおのにっき 2018年10月11日

『天災は忘れたころにやってくる』・・・この言葉は寺田寅彦という戦前の日本の物理学者の言葉で、みなさんも一度はこの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。ですが、近年は忘れるどころか、次から次へと災害が発生しているように思えます。

先日、友人の誘いで○○会議所主催の講演会に行ってきました。講演会は、災害対策の基本的な考え方である自助・共助・公助の三助のうち共助を中心に学ぶというものでしたが、三助を簡単に説明すると、

「自助」・・・災害時に自分自身の命は自分で守るということ。

「共助」・・・顔の見える範囲内における地域コミュニティで災害発生時に力をあわせること。

「公助」・・・公的機関(行政や警察、自衛隊、消防等)が個人や地域では解決できない災害の問題を解決すること。

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講演会は60~70人が8つのグループに分かれてゲーム感覚で行われました。

各グループにある地図を使って、「大型台風の接近に伴い、町に各種警報・避難勧告が発令された」という想定で、カードの人物(例:80歳、ひとり暮らしの高齢者等)が自分たちの身近にいたらどんな支援ができるかを話し合いました。参加者は防災に興味のある方ばかりなので活発な意見交換ができました。

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災害時の対応はどれか一つだけあれば良いという訳ではなく自助、共助、公助の全てが大切であると言われています。

ですが、大規模災害が発生すると公助(消防等)には限界があります。災害からの被害を出来る限り少なくするためには、自分の身は自分で守る自助、そして地域で力をあわせる共助がとても重要になります。

みなさんも防災の一歩を踏み出すために『いま、自分たちにできること』を考えてみませんか?

 

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