ほのおのにっき

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自撮りにハマっています

ほのおのにっき 2018年10月19日

昨年の流行語大賞に「インスタ映え」という言葉が選ばれたことは記憶に新しいかと思います。外食の際に料理をパシャリ、観光名所でパシャリ、綺麗な景色を見てパシャリ。「あ!」と思ったものを撮影しSNSで共有することはもはや新しい文化として定着したと言っても過言ではく、私もすっかりその文化にハマってしまっています。

 

ただ、私がSNSにアップする写真の主役は料理や景色ではありません。主役は自分。そうです、自分で自分の写真を撮る、いわゆる「自撮り」と呼ばれるものです。特に自身の趣味である登山やランニング中に出会った景色の中に自分が溶け込んだ写真をよく撮影します。

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このような話をすると「友達がいないの?」と心配されることが多いので一応言い訳をさせてください。綺麗な景色を写真に収めたい時は人を一緒に写すことでそのスケールを伝えることができます。しかし私は普段1人で行動することが多く、また訪れる場所もマイナーなため景色と一緒に写す人が自分以外に居ないのです。(大切なことなので強調しますが決して友達がいないわけではないのです。)

 

全然消防署に関係ないような趣味ですが、私が写真を撮りに行く場所は「道がない」ことも珍しくないため、消防に必須の体力が勝手についていきます。(道が険しいのはまだ優しいのです。)趣味が充実すると自然と仕事にも身が入ります。皆さんも自分の好きなことに楽しく打ち込んで下さいヽ( ´¬`)ノ

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粋だねぇ!

ほのおのにっき 2018年10月18日

落語ファンの皆さん、一年間お待たせしました。(一年前の投稿 「10月3日につづく」はこちら

先(9月12日)の担当者から引き続きます。(9月12日の投稿「「寄席」PART2」はこちら

その前に、この「ほのおのにっき」のシステムについて少しお話します。

誕生日を基準に年間を通じて担当者が決められ、その日に合わせてネタを拾い掲載するシステムになっています。

 

今年も行ってきましたヨ(^_^V しかも、予てから念願だった正月公演です。

正月公演と言っても二之席ですが、(通常は1ケ月を3つに割って、上席・中席・下席と言いますが、正月公演だけは上席を初席・中席を二之席と言うそうです)それでも豪華な出演者に、抱腹絶倒の二日間(計12時間)でした。

 

04-honoo1-20181018・・・って始まる予定でした。ところが奇しくも(必然とも取れますが)先に述べたメンバーが1ケ月前に誕生日を迎え、既に正月公演の話題に触れたのを知り愕然とし落胆しました。

それでも私はめげません。

 

という事で、懲りもせず落語の話におつきあいください。

以上が枕話です。

 

 

04-honoo2-20181018さて、私も落語に興味を持ってから感じた事ですが、落語は単に座布団に座って話すだけではなく、そのすべてが落語なんだと気づきました。

と言うのは、「トントン」と太鼓が響き三味線で出囃子がなると、いよいよ噺家の出番です。舞台袖から登場し座布団に座る。深々とお辞儀をし、枕話(前置きのようなもの)が始まる。

その一つ一つを取っても噺家それぞれの所作があります。それを見るだけでも楽しく、粋です。

ところが、中には舞台袖から登場するやいなや立ち止まりおじぎをする方もみえます。この所作が私にはどうもシラケます。(個人的な感想です)やはり、『芸は売っても身は売らない』ではないですが、噺家には最初から最後まで粋であってほしいものです。(個人的な感想です)

 

以前、研修を受けた者に聞いた話ですが、講習を3分割すると、受講者が集中して聴くのは最初と最後で、そこにポイントを持っていけばより良い教育になるそうです。

 

私も、人前で話す時はより集中して聞いていただけるよう出囃子からシラケられないようにしたいものです。

 

初期消火技術向上のために

ほのおのにっき 2018年10月17日

先日、関市文化会館市民広場で、第34回合同初期消火技術競技大会が開催されました。

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この大会は、中濃地区防火協会と武儀地区危険物安全協会が合同開催する競技会で、消火器と屋内消火栓の部があり、競技を通じて適切な通報と初期消火技術の向上を図ることを主な目的としており、各会員事業所から選抜された選手が初期消火技術を競う大会です。

 

武儀出張所が管轄する武儀地域の事業所からも消火器の部に男女合わせ9人が出場され、消火技術に磨きをかけていただきました。

 

結果は・・・男子の部では準優勝と6位入賞、女子の部でも準優勝されるなど、優秀な成績を収められました!!

 

競技会では、実際に火を消すことはしませんが、119番通報に始まり、出火元を見極め、安全かつ迅速・正確な消火技術を必要とする競技方式の訓練を経験することで、初期消火技術の基本を習得され、もしも!の時に役立てていだだけると確信しています。

 

出場者の皆様、運営関係者の皆様、ありがとうございました!

そして、入賞された皆様、おめでとうございます!

でも・・・・そんな消火技術を使う場面がないことが一番です!

そのためにも、予防が一番!「火の用心」をお願いします!!

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私の活力源

ほのおのにっき 2018年10月16日

みなさんは現在某チャンネルのテレビ番組でこんな挑戦が行われているのをご存知でしょうか。

その挑戦とは、日本山岳会により選定された日本300名山を登り、鹿児島県の屋久島から北海道の利尻岳へ約10,000kmを超える距離を一切の交通機関を使わず、陸路は歩きとスキー、海路はシーカヤックやパッククラフトを使用し日本列島をひと筆書きで制覇する前人未到の挑戦です。

 

この挑戦をするのはアドベンチャーレーサーの「田中陽希さん」

 

私は初めて見たときからこの番組の虜になってしまい、田中さんの強靭な体力、スキルはもちろん何事にも挑戦する意思の強さに感銘を受けました。

 

ある日、田中さんを「生で見てみたい!」と思い、SNSを駆使し居場所を推測、「きっと今日はこの山に登るはず!」と先回りして登頂し山頂で待つこと1時間・・・。

猛暑の中、懸命に登ってくる田中さんの姿が!

ようやく会うことができました。

 

山頂では緊張しながらもさまざまな話をすることができました。

 

田中さんを見ていると、私も頑張らなくては!と活力が沸いてきます。私も田中さんのように、目標に向かって挑戦し、苦難に立ち向かえるような消防職員になりたいです。

みなさんも興味があったらご覧になってください!

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白山連邦を眺める田中陽希さん

 

武芸川オープンスクールへ

ほのおのにっき 2018年10月12日

 10月6日、関市立武芸川中学校において「武芸川オープンスクール」が行われました。

 

「武芸川オープンスクール」とは、武芸川中学校の生徒と保護者が職業を持つ人の生き方を一緒に学ぶことを通して、今の生き方や進路に対する考え方を見つめ直し、これからの人生の指針を親子で考えるという趣旨のもと、毎年行われているものです。

 

今回は、武芸川出張所の職員1名が参加し、我々消防士の他に、自衛官、歌手、プロスポーツ選手など、10の職種の方が講師として参加しました。

 

 

消防士コースには、12名の生徒さんが参加。

パワーポイントで消防署の一日の仕事や災害出動等について説明をしましたが、「消防士をやっていて良かったこと、大変なことはなんですか?」という質問に、参加した生徒の強い意欲を感じました。

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また、実際の現場で使用する救助ロープを使い、ロープを結ぶ「結索訓練」も体験してもらいました。

生徒のみなさんは、楽しく、そして時に真剣なまなざしで取り組んでくれて、消防士という仕事の難しさややりがいが伝わったのではないかと思います。

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今回の武芸川オープンスクールを通して、一人でも多くの子どもが消防に興味を持ち、消防士という職業を志してもらえれば嬉しいです。

 

今こそ共助のとき

ほのおのにっき 2018年10月11日

『天災は忘れたころにやってくる』・・・この言葉は寺田寅彦という戦前の日本の物理学者の言葉で、みなさんも一度はこの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。ですが、近年は忘れるどころか、次から次へと災害が発生しているように思えます。

先日、友人の誘いで○○会議所主催の講演会に行ってきました。講演会は、災害対策の基本的な考え方である自助・共助・公助の三助のうち共助を中心に学ぶというものでしたが、三助を簡単に説明すると、

「自助」・・・災害時に自分自身の命は自分で守るということ。

「共助」・・・顔の見える範囲内における地域コミュニティで災害発生時に力をあわせること。

「公助」・・・公的機関(行政や警察、自衛隊、消防等)が個人や地域では解決できない災害の問題を解決すること。

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講演会は60~70人が8つのグループに分かれてゲーム感覚で行われました。

各グループにある地図を使って、「大型台風の接近に伴い、町に各種警報・避難勧告が発令された」という想定で、カードの人物(例:80歳、ひとり暮らしの高齢者等)が自分たちの身近にいたらどんな支援ができるかを話し合いました。参加者は防災に興味のある方ばかりなので活発な意見交換ができました。

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災害時の対応はどれか一つだけあれば良いという訳ではなく自助、共助、公助の全てが大切であると言われています。

ですが、大規模災害が発生すると公助(消防等)には限界があります。災害からの被害を出来る限り少なくするためには、自分の身は自分で守る自助、そして地域で力をあわせる共助がとても重要になります。

みなさんも防災の一歩を踏み出すために『いま、自分たちにできること』を考えてみませんか?

 

備えあれば・・・。“点検よし!!”

ほのおのにっき 2018年10月10日

今年は、自然災害が多い年ではないでしょうか。

7月の西日本豪雨、8月には東日本豪雨、台風第21号、そして北海道地震などによる災害が多く発生しました。(まだ、平成30年は3か月余りありますが・・・。)

 

7月の豪雨では、関市でも河川上流での豪雨により津保川流域で河川が氾濫しました。

下の写真は、朝6時頃の自宅前の県道と津保川です・・・(赤い橋が見えるでしょうか)。

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北海道の地震のあと、現地の住民が「台風接近に備えて、事前に懐中電灯や飲食物を買っていてよかった。」と言っていた記事を読みました。

もし、台風が来なければ、備えはできていなかったのでしょう。

 

いざという時に、我が家も非常持ち出し袋を用意しているのですが、この機会に再度確認しました。

しかし、袋を開けてみると、恥ずかしい話ですが、消費期限切れの食品もありました。(写真にはないですが、飲料水、インスタント食品、飴等も別の袋に入れてあります。)

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この他にも夏場であれば冷却シート、冬場であればホッカイロのような暖をとれるものなど・・季節に応じた物も必要と考えます。

みなさんも非常持ち出し袋は準備されていると思いますが、時と共に家族構成も変われば、必要な物と不必要な物などが変わってきます。

定期的に確認するように心がけましょう。

ちびっこあつまれ!!!

ほのおのにっき 2018年10月9日

みなさんこんにちは!西分署です。みなさんにお知らせです。

 

ちびっこたち必見!!!

来たる平成30年10月20日(土)10時から15時まで、岐阜県百年公園にて「オータムフェスティバル」が開催されます。

それに伴い、西分署も「消防ふれあいコーナー」というブースで参加します!! 

 

こんな風に車両を展示したり

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こども用消防服(幼児用)も用意しています。車両といっしょに撮影できますよ。

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ミニ消防車・救急車にも乗れます。

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みなさんぜひ遊びに来てくださいね!!

予防はつらいよ

ほのおのにっき 2018年10月5日

消防といえばどんな仕事?

と、皆さんに尋ねると

火災や救急、救助といった声が多いです。

でも、それ以外にも予防という仕事もあるのです。

 

予防とは読んで字のごとく

「災害を(あらかじ)ぐこと」です。

具体的には

建物の設計段階から必要な消防設備の確認を行い

完成後には法令に適合しているか検査を行います。

その後も定期的に建物に足を運び、予防査察を実施し

防火管理や消防設備が維持管理できるかどうかを確認します。

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ただ、つらいこともあるのです。

予防査察で消防法の違反を見つければ

是正指導しなければならないのですが、火災や救急とは違い

災害を未然に防ぐための予防は

住民に感謝されることはあまりありません・・・

 

私たちの訪問や指導に驚かれる方もみえます。

ましてや、消防設備の設置・維持にはお金がかかるので

話を聞いてもらえないことやつらい言葉をいただくこともしばしば
 

それでも、私たちは建物に足を運び、予防査察を行います。

これが「予防」の仕事なのです!

店舗や病院、飲食店など、いろんな建物がありますが、利用するのは住民の皆さまです。

皆さまの安心と安全を守るため、やらねばならない仕事なのです!

 

私たちの「辛」「一」歩で住民の皆さんを「幸」せにするためにも

消防法へのご理解とご協力をお願いします。
(〇〇くん、座布団1枚もってきて! by署長)

一歩を踏み出す行動力

ほのおのにっき 2018年10月4日

山口県で2歳児が行方不明になったことに端を発し、突如、時の人として話題となったスーパーボランティア尾畠さん78才の行動や新聞・テレビ取材の対応力を見ていて、私達には到底マネのできない思いがします。

7月8日未明の豪雨による津保川の氾濫では、関市の流域に住む多くの方々の家屋等約1700棟に甚大な被害を与え、今もその爪跡を残しており復興への疲労や汗を流されている方が多くおられます。

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 私の地区も35世帯が被災しましたが、被災3日目から多くのボランティアが全国から駆け付け、中には北海道から来た方もあり連日の猛暑の中、復興の手助けへと取り組んでおられた方々の姿を目の当たりにしました。

私自身は夏季休暇等を利用して結果的に4日間の活動となりました。

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ボランティア活動とは、無償・利他・先駆性など利益を求めることなく社会に奉仕し、自分自身が自発的・主体性のもとに行う活動することだそうです。

発災地に住み消防人ではなく一個人として、被災地にどう向き合えばいいのか自問自答もありましたが、まず、ボランティアとして被災者に手を差し伸べ一歩を踏み出す行動力が必要であることを痛感する災害になりました。

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