ほのおのにっき

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巡礼の旅

ほのおのにっき 2017年6月1日

“名もなき池”がネットから人気爆発、日本国内のみならず世界中に写真が飛び回っていますね!

その効果か天気の良いはもちろん、雨の日でも近隣のみならず、遠方からの自家用車や観光バスが訪れ、一時的に人口が倍増するくらいです!

話はかわり、私も昨年から話題となっている聖地巡礼の旅に出かけました。

下の写真を見れば、どこかわかると思います^^!(同じ県内ですね!)

私たちが同業者のお世話になる訳にはいきませんので、安全運転で楽しくツーリングしてきました!

これから、夏になると多くの人が板取地区へ、遊びや観光で訪れると思います、

「くれぐれも事故は無く、楽しい思い出をたくさん持ちかえって欲しいな!」

と願っています。

※夏の板取地区では水難事故、交通事故が多発しています。充分に注意して下さい。

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119番通報時のお願い

ほのおのにっき 2017年5月31日

消防士が火災現場に行って、まず始めに行うことを知っていますか?

火に水をかける!?消火栓や防火水槽で水を確保する!?

どれも早くやらなければならないことですが、まずは情報収集です!

どこで何が燃えているのか?怪我人や逃げ遅れはいないのか?延焼の危険はないのか?
などの情報を確認して、まずは何からするべきか決定して、本格的な活動に入ります。

情報がないと、何をしたらいいのか判断ができません。
これは皆さんが119番通報するときも同じことが言えます。

 

119番通報をするときは、大けがをした!人が倒れている!などの緊急事態だと思います。一刻も早く助けたい!早く救急車を呼ばなくては!という思いで119番通報をするため、よくあるやりとりが・・・

通報者 「交通事故です。場所は○○。すぐ来てください。」

指令員「怪我人は何人いますか。」

通報者 「わかりません」

指令員「意識はありますか。」

通報者 「わかりません。とにかく早く来てください。」

これでは救急車が何台必要なのか、救助工作車は必要なのか、心肺蘇生の必要があるのかわかりません。

 

助けたい気持ちは私達も同じです。できるだけ早く、その病態に適した病院へ救急車で搬送するために必要な情報を聞いています。

119番通報しながらでもかまいません。できるだけ、指令課員の質問に答えることができるよう、情報収集にご協力お願いします。
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エンジンカッター始動!

ほのおのにっき 2017年5月30日

今回は消防車両に備えられている道具を紹介します。
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これは“エンジンカッター”という道具で、その名のとおり、物を切る道具です。

シャッターや鉄のドアなどをはじめとした金属を切ることができます。

建物火災の時は、逃げ遅れた人を助ける目的や、消火のために建物の一部を壊さなければならないことがあります。

そんな時にこの“エンジンカッター”の出番です!

 

ドアを破壊し、隊員が進入!!
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エンジンカッターは無くてはならない道具の一つです。

消防署では、各種災害に対応するため、日々訓練を実施しています。

訓練の様子を見学することもできますので、お気軽にお立ち寄りください。
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第4回中濃消防登山部山行日記

ほのおのにっき 2017年5月26日

今回で4回目を迎える山行日記は、中濃消防管内の山岳調査を兼ねて、管内(関市・美濃市)で2番目に高い「滝波山」を登山しました。標高は1412mで、関市板取地域と福井県大野市の県境に位置します。

滝波山は藪が生い茂る山であるため、雪で覆われた積雪期が最も登りやすい山なのです。しかしながら真冬は豪雪であるため、春先の限られた時期が狙い目なのです。

そこで、我ら登山部は桜咲く3月下旬にファーストアタックしました。3月だというのに、まだまだ雪深い林道をカンジキで5キロ程歩き、そこから尾根に出るため急登にトライしましたが・・・あえなくタイムアップとなり途中敗退となりました。
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しかしここで引き下がる訳にはいかず、林道の雪が融ける4月下旬にリベンジに挑みました。予想どおり林道の雪はほとんどなく、尾根に続く急登まではスイスイ!!
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一部藪に覆われた急登を登り、ついに尾根に出たのです。
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尾根にはまだ雪庇がり、その上を山頂目指して歩くこと1時間。
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遂に1412mの頂きに立ちました!!
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曇り空のため、絶景というわけにはいきませんでしたが、最高の達成感でした!

 

次回は、いよいよ管内最高峰の美濃平家岳(1450m)をお伝えできたらと思っております。

それでは今後の山行日記もお楽しみに!

お願い

ほのおのにっき 2017年5月25日

消防車や救急車などの緊急車両は、緊急走行で向かうため法律上、サイレンや赤色灯等を点灯させ走行しなければなりません。そのため「サイレンを鳴らさずに来て欲しい」との要望には応えられませんのでご了承ください。

119番通報受付時に、救急車が到着するまでの間、通報者に対して電話口で心肺蘇生法(心臓マッサージ)や止血等の応急処置を指導することがあります。

 

通報が終わっても、消防本部からかけ直して、詳細な情報を確認をする場合がありますのでご協力願います。

 

119番は緊急の際に必要な電話番号です。お問い合わせ番号ではありません。災害発生や病院の問い合わせ等がありましたら、下記案内の番号におかけください。

 

○災害発生の情報案内   :消防テレフォンサービス  0575-24-8814

○休日の病院を照会    :中濃地域病院案内     0575-23-3799

○その他の問い合わせ   :中濃消防組合消防本部   0575-23-0119

ポイ捨てやめましょう!

ほのおのにっき 2017年5月24日

夕方になると、我が家の愛犬(柴犬・名はラン)がソワソワ・・。

主に一日一回の食事と散歩をせがんでいます。

私のリハビリも兼ね約30分の散歩に出かけ、ついでにお腹に溜まった○○チもさせてきます。

腰を屈めたり負担がないように、90㎝の竿の先にエチケット袋を取り付け、犬のタイミングに合わせキャッチ!○○チの重みで袋は口が閉まった状態でポトリと落ちる仕掛けです。

もちろん、持ち帰り自宅の水洗トイレに流し処理します。

ペットの糞などを回収することは当たり前、飼い主のマナーの問題ですよね~04-honoo-20170524

 

最近では散歩道に糞の不始末を見かけることは少なくなりましたが、変わらず落ちている物がたばこの吸い殻です。

普段から歩行者が多い所でもないので通行車両からの投げ捨てかも!?

まだまだ居るのでしょうか、ポイ捨てするマナーの悪いドライバー!?

道路脇には落ち葉が堆積し、法面には枯草が生えそのまま林野へと繋がっている地形から、空気が乾燥し火災が起こりやすいこの時期などは道路脇の落ち葉にポイ捨てたばこから着火でもしたら大変です。

「ペットの糞害」や「たばこのポイ捨て」いずれの不始末も法律で罰せられる場合もあるので絶対に止めましょう。04-honoo2-20170524

水難救助訓練実施!!

ほのおのにっき 2017年5月23日

この整列している状況ですが、何か違和感ありませんか?04-honoo-20170523

この違和感に気付いた方はかなりの「消防マニア」で間違いないです(断言!!)

答えは・・・・
「ウエットスーツの色がバラバラ」です。

そんなの気付くか!!て突っ込みが入りそうです。

 

これは中濃消防組合の職員ではなく、岐阜県消防学校へ入校している学生さんたちです。

「学生」と言うと、10代や20代前半のフレッシュな若者を想像しますが、この方たちは「岐阜県内の現任消防士(中濃消防の職員も2名入校してますよ)」です。

 

この現任消防士の方たちは、水難救助の指導者としてのスキルアップを図るために、岐阜県消防学校の水難救助科へ15日間入校していました。

 

訓練は河川で行う最後の総合訓練で、朝から夕方まで丸一日、中濃消防の職員5名が講師を務めさせていただきました。熱意のある学生さんばかりで、水中に網を張り2名1組で網を潜り抜ける水中障害物対応訓練や要救助者を検索する基礎訓練を実施し、講師の私たちも勉強させていただきました。

 

では、なぜ消防学校の学生が関市小瀬(関観光ホテル前)で訓練をするのでしょう?

岐阜県下の水難事故の統計上、この地が最も多いことや、訓練の環境が整っているからだと考えられます。04-honoo2-20170523

所属消防本部に戻られてから水難救助の良き指導者として活躍していただき、一人でも多くの命を助けることができることを願っています。

 

 

 

予防課のナイスツール

ほのおのにっき 2017年5月19日

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このジュラルミンケースの中には、私達にとって必要不可欠なものが入っています。

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これは、金属等の板厚を計測するための道具で、主に「完成検査前検査」という検査に用いられています。

「完成検査前検査」とは、危険物を取り扱うタンクの検査のことで、危険物を取り扱うタンクは危険物の法令で3.2㎜以上の鋼板と定められています。

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先端を押し当てるだけで、あらゆる物の板厚を測ることができる優れもの。

試しにこれを測ってみると・・・

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「ゼロ」。うん、正常ですね。決して人として「ゼロ」という意味ではありません(そう信じたい)。※人の厚さは測れません※

今日もこのナイスツールとともに検査へ行ってきます!

 

美濃消防署へ署内見学

ほのおのにっき 2017年5月18日

美濃市内の小学生が署内見学に来てくれました。

消防署員が日頃どんな仕事をしているかなどを説明し、他にも庁舎内の見学や防火衣・呼吸器着装体験、消防ホースによる放水体験なども行いました。

小さな体に大きな服や、重くて大きな道具を使って体験しながら見学してもらいました。

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こういった活動を通じて地域住民の理解や協力が得られればいいと思います。
この中から将来の消防士が出てきたら嬉しいですね。

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もうすぐ「花火シーズン」がやって来ます!!

ほのおのにっき 2017年5月17日

いよいよ花火シーズンが到来します。
夏といえば、海と山と言った印象ですが、花火もはずせないですね!

花火(煙火)の事故は平成28年中に全国で45件発生しています。これは花火大会などで負傷をしたり、山林や河川敷などが燃えた件数です。

また、がん具煙火(おもちゃの花火)による事故は、全国で8件発生して13名が負傷をしていますので、取扱いには十分に注意をしましょう。

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一定量以上の花火(煙火)を消費(打ち揚げ等)する場合は、火薬取締法に基づき消費の許可が必要です。許可の事務は消防本部予防課で行っております。
中濃消防組合管内(関市・美濃市)では、年間10数件の許可申請が出され、各種の基準に従い安全に消費が行われています。

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打ち揚げ花火で打ち上がってから、上空で開かないで地上に落下した玉(黒玉)は、再発火や爆発の危険があるので、発見した場合は、速やかに消防署へ連絡をして下さい。

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がん具煙火(おもちゃの花火)

 正しく使って、楽しい花火にしましょう!

どんな小さな花火でも、火薬が使用されている事を忘れないよう、細心の注意をはらい事故や火災のないように心がけましょう。

 

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