ほのおのにっき

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ペットと共に(ペットを飼うと健康になる?)

ほのおのにっき 2017年8月23日

私の半生を語る上でペットとの暮らしはかけがえのないもので、妻との暮らしより長いと言っても良いでしょう。

そして、現在も5代目の愛犬と暮らしています。

年齢は雄の5歳、人間の歳だと40歳くらいです。

私が仕事から帰宅すると、先ず出迎えてくれるのは愛犬で、触れ合うことで大変癒されています。

そして、普段は「文句は言わない」し「言うことを聞く」し、側に愛犬がいることでリラックスしています。

 

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うちの愛犬(ボーダーコリー)

このペットがわたしたちにもたらすのは、「癒し」や「なごみ」などの心理的な効果だけではなく、健康面での改善が実際に数値としても現れているそうです。

それは、ペットの飼育による良い影響は、大きく2つに分類されます。

運動面からの効果がまずひとつ。散歩や世話をすることで生活にリズムができ、副交感神経が活性化して快眠・快食へと導いてくれるみたいです。特に高齢者には顕著に現れ、犬を飼っている人は病院への通院回数が少ないことが認められているそうです。

2つ目は、ペットの存在自体がストレスを軽減しているという効果です。犬を15分から30分なでると血圧が10%も下がることや、オキシトシンという、ストレスを軽減する通称“幸せホルモン”が分泌されることも広く知られています。

(猫の飼い主は心臓発作での死亡率が40%減少することも立証されているみたいですよ。)

 

 

と言うことで、夏の時季の散歩は日の出とともに、そして夕方は日没後に一日2回の散歩が生活のリズムとなっています。

最近は飼い主に似て愛犬も肥満気味。もしかしたら快食が原因?いや間食が原因でした。

やはり健康が第一です。愛犬は私の映し鏡、互いに間食を控え、体を動かすように心がけています。

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美濃市伝統建造物うだつの上がる町並みを守ります

ほのおのにっき 2017年8月22日

美濃消防署では、新潟の糸魚川の火災を教訓に城下町の木造密集地、「うだつの上がる町並み」の警防調査と水利点検を実施しました。

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うだつの上がる町並みは、町割りが漢字の「目の字」の形になっており旧今井家住宅・小坂家住宅等の貴重な文化財も存在するみんなの貴重な財産です。

この文化財は、平成11年5月に国から重要伝統建造物群保存地区として指定され消防法に基づいた火災予防上の必要な消防用設備が設置されています。

 

今回の調査では、多くの職員が実際に自分の足で歩いて自分の目で見て回ると、万が一その建物から出火、或いは他の建物から出火し延焼した場合に消防署として最小限に食い止めるために、何処からどのようにして進入し、火災戦闘するのかを考えさせられる地区でした。

町並みは、目の字形の道路で仕切られた土地に、道路側を玄関となっており間口が狭く奥に長い建物がズラリと隙間なく建ち並んでおり、建物の裏側が全くと言って良い程見えないのにビックリでした。

 

しかし、今回の調査で得た物は非常に大きなもので、「目の字」の中に建物で埋め尽くされて居ると考えていたこの地区で、実は建物の裏側への赤道・駐車スペース等の進入可能箇所も有り、伝統建造物裏側の状況を把握することが出来ました。

私たち消防は地域の住民の方から信頼を得て、その信頼に応える崇高な使命感を持って業務に精励しています。

今回の調査では、旧今井家住宅、小坂家住宅の建物内の状況を把握するために、ご協力を頂き感謝しています。

大変ありがとうございました。

 

今後も地域の皆さんの協力とご理解の基、私達も精進してまいります。

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救急救命東京研修所

ほのおのにっき 2017年8月18日

私は、高校卒業後、中濃消防組合に採用され、今年で9年目を迎えます。
最近では年々増加する救急要請を目の当たりにし、地域住民からの期待が大きい事を実感しています。

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みなさん、救急救命士という存在を知っていますか?

救急車の中では、消防職員が救急隊員として活動しています。
隊員の中には、救急救命士という国家資格を持った救急隊員もいます。
救急救命士は医師の指示のもと点滴を行ったり、心肺停止の患者に対し薬剤投与等の処置を行う事ができます。

私はそんな救急救命士にやりがいを感じ、昨年9月から、東京都(都心から離れたほぼ埼玉県)にある救急救命東京研修所に、愛する妻と引き渡し1週間前の新居を残し半年間、入所してきました。

今日はそんな救急に熱い消防職員が集う救急救命東京研修所について紹介します。

 

 

私が出向した救急救命東京研修所は、全国から年間約600人の消防職員が派遣され知識、技術の習得に励みます。
救急救命士は国家資格で、勉強は並大抵のものではありません。
定期的に実施される模試では順位付けされ、結果は上司に報告…。冷や汗が止まりませんでした。

入校中の半年間は朝から晩まで救急・医療の勉強や現場活動の実習訓練も行います。
夜も仲間と自主的に実技の訓練を遅くまでやりました。

こうして厳しい教育を半年間受け3月の国家試験に合格し、晴れて救急救命士となりました。

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救急救命東京研修所

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消防職員は日々勉強、訓練です。
私も救急救命士となったからには、地域住民の皆さまの期待に応えられるよう、これからも一生懸命頑張ります!!

歴親父の独り言

ほのおのにっき 2017年8月17日

04-honoo-20170817歴女ならぬ歴親父が、家族サービスを兼ねて福井県坂井市の丸岡城へドライブに行ってきました。

小高い丘の上にある天守閣へ近づいて行くと、石垣の傍にみなさんも聞き覚えのある一文が刻まれた石碑が立っていました。

 

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

 

これは、徳川家康の家臣である本多作左衛門重次が、1575年(天正3年)長篠の合戦での陣中から妻に宛てた手紙で、歴史上「火の用心」という言葉が使われた一番古いものだそうです。

 

 

今から約450年前には、桶に水を溜めておく程度しか対策がなかった時代の言葉が、消防組織、機械、設備等が整った現代にも変わることなく使われていることは、昔と現代で出火の原因に違いがあっても、最後は火を使用する人間の責任であることを改めて痛感させられます。

 

こんなことを思いながら、息を切らして登った天守閣からの一望は最高でした。

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スクワット!!

ほのおのにっき 2017年8月16日

 消防職員は強靭な肉体が必要!!今日は私が休みの日に行っているトレーニングの1つを紹介したいと思います。
それは、スクワットです。みなさんも一度はやったことがある!?と思いますが、スクワットはウエイトトレーニングの基本的な種目で立った状態から膝の曲げ伸ばしを繰り返す運動です。

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休みになるとジムに行きバーベルに重りをセット!バーベルを背負いスクワットを行います。

「キツイ、やりたくない」と思う時もありますが持ち上げられる重量が上がっていくのがトレーニングのモチベーションになっています。

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重りなしで自分の体重のみでスクワットを行ってもトレーニングになります。体幹が鍛えられるし、ダイエット効果もあります。みなさんも時間があればぜひやってみてください。

消防士が火遊び!?

ほのおのにっき 2017年8月15日

先日、消防署である実験を行いました。

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内容は、座布団に火のついた「たばこ」と「蚊取り線香」を置き、それぞれの火種から座布団(ポリエステル)への燃え移り方などについて、時間や様子を確認するといったものです。

決して火遊びをしているわけではありません。

 

これは再現実験といい、実際の火災現場と同じような状況を作り、本当に火災が起こるのかを試すものです。

今回は、「座布団の上に火のついたたばこが落ち、気付かずそのままにしてしまった。」という想定で実験を行いました。

 

約30分間様子を確認した結果、たばこの周囲の座布団が焦げるのみで、炎は出ませんでした。

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こういった実験をとおして、「なぜ火災になるのか」を、私たち消防士自身が目で見て確認し、住民の皆さんにお知らせすることで、同じような火災が二度と起こらないように呼びかけています。

 

たばこが原因による火災は、全国的にも毎年上位を占めます。
今回の実験では、座布団が燃えることはありませんでしたが、座布団の材質や乾燥した時期など、物や環境によっては火災となることもあります。

ほんの小さな火種が、少しの油断と不注意で大きな火災となることがあるので、みなさんも十分注意しましょう。

まもなくお盆休み・・・!!

ほのおのにっき 2017年8月10日

  皆さんはどのようにお盆休みを過ごされますか?

インターネットで「お盆休みの過ごし方」と検索してみると、1位は「家でゆっくり過ごす」2位は「お墓参りをする」3位は「仕事をする」といった過ごし方ランキングが紹介されていました。

我が家もご多分にもれず家でゆっくり過ごす予定ですが、今年は娘夫婦と孫を迎え、隣人家族とBBQを計画しています。BBQのあとには、子供たちが楽しみにしているおもちゃ花火で締める予定です。04細野1

 

皆さんもこの時期には、家族や親戚、友人などとBBQなどを楽しまれることと思いますが、ついつい飲みすぎて火の後始末を忘れないようお願いします。

某食品会社のCMにありましたが「焼肉焼いても家焼くな」のとおり、くれぐれも焼くのは食材だけでお願いします。

 

また、おもちゃ花火は遊び方を間違えると火事やケガにつながりません。

ルールを守って楽しく遊びましょう。04細野2

・花火を人や家に向けたり、燃えやすい物のある場所で遊ばない。

・必ず水バケツを準備し、花火が終わったら、あと片付けをしっかりしましょう。

ちなみに、点火用のローソク、水バケツの準備と終わった後の片づけは私の担当です・・・04細野3

未来の消防士たち

ほのおのにっき 2017年8月9日

美濃消防署に新人消防士たちが配属されました!!

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彼らは美濃中学校2年生で、職場体験学習の一環として、朝から夕方まで、いろいろな訓練などを体験してもらいました。

 

朝の点呼からはじまり、資器材の点検、規律訓練、火災・救急・救助訓練など、なかなかハードなスケジュールです。

訓練の始めのころは声も小さく、緊張している様子でしたが、時間経過と共に署員とも打ち解け、談笑しながらも厳しい体験学習を怪我なく無事終えることができました。

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子どもたちからは、

「将来、消防士になりたい気持ちが強くなりました!!」

「大変貴重な体験ができました!!」

などの声が聞かれ、署員もいつもとは違う雰囲気の中での訓練など、いい刺激になりました。

 

未来の消防士たちへの門戸は開かれています!!

消防車見学など、どうぞお気軽にお越しください。

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資機材のご紹介 ~救急用ストレッチャー~

ほのおのにっき 2017年8月8日

 

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救急用の担架を紹介します。写真の担架の他にもいろいろな種類の担架がありますが、この担架を私たちは「メインストレッチャー」と呼んでいます。救急車を呼ぶと、このメインストレッチャーに収容されます(笑)
このメインストレッチャー、実は岐阜県で作られているんですよ^^。その名も「GTstretcher」。かっこいい名前ですね!そして、なかなかの優れものです。

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救急車の中から、簡単に搬出できます。タイヤが付いているフレームも自動で伸びてくれます。その場に降ろすことも簡単にできます。他にもこんな機能が!

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上の写真の違いがおかかりでしょうか?患者さんの症状などによって、体位を変えれるようになっています。さらに!

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下のフレーム部と上の担架の部分
を外すこともできます。階段とかを降ろす時に便利で、患者さんの負担も少ないと思います。

 

04和田904和田10右の2枚の写真の違い、分かるでしょうか?

患者さんの頭になる部分ですが、角度を変えれるようになっています。呼吸をするのが楽になります。

 

04和田1104和田12左の写真は、サイドレールという患者さんが落ちないようにするものです。
これも動きます。水平にすると、患者さんの腕に点滴処置をする時に便利です。

私たちは、患者さんの症状に合わせ、このメインストレッチャーを最大限に活用しています。暑い時期ですので、熱中症には気を付けてくださいね。

岐阜県消防操法大会に向けて

ほのおのにっき 2017年8月4日

皆さん、消防団が日頃の訓練成果を競う、消防操法大会ってご存知ですか?

 

消防操法大会とは、小型ポンプやポンプ自動車からホースをのばして、先にある的に水をあてる競技です。ただ的にあてるだけではなく、すべての行動を規律よく、さらにスピーディーに行わなくては高得点にはなりません。

 

そのような大会が8月6日に瑞穂市中山道大月多目的広場で開催され、私たちの中濃消防組合管内から関市消防団、美濃市消防団の代表分団が出場します。

 

何ヶ月も前から、仕事で疲れた体に鞭打って、訓練に励んできました。優勝を目指して、今までの訓練の成果を発揮してくれると思います。

 

がんばれ!!関市消防団、美濃市消防団。

 

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