ほのおのにっき

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日進月歩

ほのおのにっき 2017年5月9日

突然ですが…

「纏」

この漢字は何と読むかご存知ですか?
答えは「まとい」と読みます。

この「纏」ですが始まりは江戸時代までさかのぼります。
当時の江戸(現在の東京)は木造の建物が密集しており、ひとたび火災が発生すると瞬く間に燃え広がり甚大な被害を出したといわれています。
当然、今のような消防車があるわけではなく、消火作業といっても、ただ家を壊すことだけ。延焼を食い止めるために風下の家を次々と壊していくやり方で、とにかく燃える物をなくすしか、火を食い止める手段はありませんでした。
 
その消火作業の中で使用されていたのが「纏」です。
火災現場で風下の屋根の上にあがり、纏をたてて消火活動の目印とするとともに、仲間たちの士気を鼓舞しました。
仲間達は纏持ちの上がった家が焼ければ纏も纏持ちと一緒に燃えてしまうため、「纏を焼くな」と必死に働いたとされています。

消防資機材の進歩に伴い、火災戦闘や救助方法…
火災を予防する消防法の改正…
消防の世界はまさに「日進月歩」です。

現在の火災現場では纏を使用することはありませんが、日進月歩の消防世界に対応し、市民の皆様が安心・安全に暮らせるよう、常に心の中に纏を持ち、部下を鼓舞しながら日々訓練を実施しています。

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今日も津保川出張所の纏と共に安心・安全のため職務に励みます。

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操法大会へ向けて

ほのおのにっき 2017年5月2日

新年度も始まり1カ月が経ちましたね!新しい場所・新しい仲間との仕事も慣れたでしょうか?

 

現在、関消防署では6月4日に開催される関市消防操法大会に向けて準備を進めております。まず、準備の一歩として4月23日に操法の勉強会として、関市消防団操法一斉指導会が行われました。その後は、各分団への個別指導を行い、大会当日を迎えます。

 私たちは、消防団のみなさんに解り易く指導が出来るように日々訓練、勉強に励んでおります。

 

操法大会では、地域を守る消防団のみなさんが奮闘する姿を見ることができます。

地域の皆様も是非、応援しにきてください!!

 

一斉指導会に向けた消防団指導員との打合せの様子
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一斉指導会当日の様子
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操法大会の様子
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中年おじさんのダイエット

ほのおのにっき 2017年4月28日

消防の道に入って早25年の44才、でも気持ちは20才のままですが・・・

そんな中で火災現場、山での遭難事故があるとやはり体力の衰えを感じてしまいます。

「こんな体ではダメだ、私は消防士だ」と今一度自分に言い聞かせてトレーニングを始めました。タバコ1本吸ったらスクワット30回、朝早く出勤してベンチプレス。休みの日にはランニング等を行い少しずつですが締まった体になってきました。

私たちの仕事は市民の命を守ること。市民の方の要求に100%応えられるように日々努力していき、定年退職まで消防ホースを担いでがんばります!

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「消防本部」の消防士たち

ほのおのにっき 2017年4月27日

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みなさんがイメージする「消防士」といえば、火災・救助・救急などで現場へ出場するこんな人たちですよね?

でもそんなイメージとは少し(いや、かなり?)違う消防士がいる部屋があります。

今回ご紹介するのは、中濃消防組合を支える「消防本部」についてです!

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当組合の本部は総務課警防課予防課指令課の4つの課で構成され、関消防署と同じ建物の2階と3階にあります。(写真は2階事務室で手前の机が総務課、中央が警防課、奥が予防課。指令課は3階指令センター内にあります。)

現場へ出場する消防士たちと違い、本部の消防士は朝から夕方までの毎日勤務です。(指令課のみ現場の消防士と同じ隔日勤務です)

各課の業務は多種多様であり、ここでは紹介しきれませんが、基本的には現場に出場する消防士が活躍できるよう、毎日多くの事務仕事を行っています。

 

そんな本部職員ですが、やっぱり消防士。
いずれまた現場に戻るときのため、勤務時間外にはちゃんと体を鍛えています!
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なかなか表に立つ機会は少ないですが、現場の消防士たちを後ろから支える大事な役目、本部の消防士がいることを、みなさんぜひ覚えてくださいね!!

 

久々の更新~!!

ほのおのにっき 2017年4月26日

大変長らくお待たせしました!
今日から平成29年度ほのおのにっきがスタートします!!
久しぶりなので、私たち発信者もなんだか緊張します。笑

 

この「ほのおのにっき」は私たち消防行政の取り組みや、消防士たちの日常を広く皆さんにお伝えし、より身近に感じていただけるよう発信しているものです。

昨年度のスタートから、大変多くの皆さまに閲覧していただき、来訪者数は右肩上がりです。

これも、市民の皆さまが私たち消防行政に興味を持っていただいている表れで、感謝を申し上げるとともに、皆さまのご期待にそえるような組織でありたいと思っています。

 

先日、同業者(他の消防本部の消防士)から、「中濃消防、面白いことしてるよね!笑」「あんな投稿していいの?笑」と笑いながらお話をいただきました。

いいんです!

♪ありの~ままの~・・・
私たちを見ていただきたいのです!笑

 

また、消防署を見学に訪れた一般の方から
「ホームページの日記、見てますよ!お役所っぽくなくていいですね!」
とお言葉をいただき、大変感激しております。

 

今年度も市民の皆さまに愛される・身近に感じていただける消防組織を目指し、精進していきますので、温かく見守っていただけたら幸いです。 

 

↓ホームページ内・生活安心情報も見てネ!!
生活安心情報はこちら

 

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平成29年4月

平成29年度 「ほのおのにっき」更新についてのお知らせ

ほのおのにっき 2017年4月17日

新年度を迎え、中濃消防組合は新しい体制となりました。

今年度のほのおのにっきは4月26日(水)から更新をスタートします!

今年度もみなさんへ向けて、さまざまな情報を発信していきますので、更新開始までしばらくお待ちください。

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出張所探検! 【武儀出張所】

ほのおのにっき 2017年3月31日

今日は武儀出張所のお部屋を紹介します。

みなさん、このお部屋何の部屋かわかりますか?04-honoo-20170331

2段ベッドがあって、布団がある部屋・・・こちらは仮眠室です。

消防士の勤務時間は朝の8時半から次の日の朝8時半までの24時間です。
その間に必ず訪れるのが夜☆その夜に交代で体を休める部屋が仮眠室なのです。
当然、仮眠ですから出動指令がかかればすぐに飛び起き、現場へ向かいます!

 

今日も上司のいびきや後輩の寝言に耳を傾けながら、少し体を休めることとします。
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マラソンとは人生そのもの・・・でしょうか?【予防課】

ほのおのにっき 2017年3月30日

平成29年3月19日(日)、2017刃物のまち関シティマラソン「ハーフマラソンの部」に参加しました。

表紙

有名なマラソン選手は「生きるということはマラソンと同じだ。」と言っています。マラソンは、楽しい時もあれば、苦しい時もある、山あり谷あり、ライバルと抜きつ抜かれつ競いあいながらゴール目指して走ってゆく、人生そのものではないでしょうか。と

コース

平成29年3月19日(日)、2017刃物のまち関シティマラソン「ハーフマラソン」

47歳、人生3度目のハーフマラソン挑戦でした。

人生をマラソンに例えることは、いささか釈然としないところもありますが、山あり谷あり、苦しいところはまさに人生といったところでしょうか。

楽しいところなどない!ずっと苦しい!あ、これが人生、マラソンそのもの?(笑)

 

10Km付近「しぐら坂」

しぐら③

15km付近「テクノハイランド北」

テクハイ②

前半は動いてくれた足も、15km付近「テクノハイランド北」の坂道を登ったところで、ガクッと動かなくなり、全然前に進まない・・・。他のランナーたちにどんどん抜かれていきます。

頭に浮かぶ教訓めいた言葉・・・

「十分な訓練も行わず、結果だけ出るはずがない!」

あ、これ、よく部下に言ってるなぁ・・・。(>_<)

進まない足をひきずるように、何とか制限時間内で完走することができましたが、訓練の大切さが身に染みました・・・(^_^;)

来年はしっかりトレーニングして、今年よりマシな走りをするぞと(今は)心に誓うのでした。(^-^)ゝ

 

老人福祉施設の職員に対する救急講習会 【西分署】

ほのおのにっき 2017年3月29日

先日、西部コミュニティセンターにて救急講習会を開催しました。
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みなさん真剣に取り組んでいますね。

 

今回、救急車を呼ぶ機会が多い老人福祉施設の職員を対象にした救急講習会を開催し、救急隊との連携をスムーズに行えるような内容に重点を置き実施しました。救急隊は患者の情報を受入先病院の医師に伝えなくてはいけません。救急車を呼ぶことがあれば診察券や保険証などを準備し、また既往歴などの情報を救急隊に伝えていただけたら我々も迅速に、より患者や家族にとって良い活動ができます。これは一般家庭でも同様なので、もしもの時はご協力をよろしくお願いします。

今後もこういった講習を通じて情報交換などができたら良いと思います。受講したみなさんお疲れ様でした。

触れるな危険!! 【板取川出張所】

ほのおのにっき 2017年3月28日

大切に育てた野菜や果物を狙って、あいつらがやってきます。

そうです。シカやサル、イノシシといった害獣が野菜や果物を食べにやってくるんです。

 

よく害獣対策として、爆竹やエアーガンなどで追い払いを行っていますが、すぐに慣れてしまってなかなか効果がありません。

害獣対策の中の一つに電気柵というものがあります。04-honoo-20170328

これが効果てきめんで、ほぼ100%に近い確率で害獣の進入を防ぐことができるのです。

板取の田畑ではよく、電気柵が設置されているのを見かけます。

 

しかし、これは注意をしないといけません。

普通は触れても少し「ビリビリ」とするくらいです。板取地域にはありませんが、中には違法に改造され、電力が強化されているものもあります。

他県では電気柵による事故により、人が亡くなるという痛ましい事案も発生しています。

 

電気柵を見かけてもみなさんは、絶対に触れないように気を付けてください。

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