ほのおのにっき

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令和の大改修

ほのおのにっき 2023年3月15日

現在、大規模改修工事中の武儀出張所です。

昭和53年12月に開所して以来、44年間に渡り地域住民の皆様の安心・安全を守る拠点として長きに渡り活躍してまいりました。建物の老朽化により、令和4年12月から改修工事を行っています。

 

消防は24時間365日休みがありません。そこで勤務する私たちは、出勤してから交替する翌朝まで消防署(所)で24時間過ごします。職場で長時間拘束される状況ですので、建物・設備面の快適性や人間関係といった職場環境は他の職種と比べるとより重要です。この改修工事によって、建物・設備面の職場環境が飛躍的に改善され、地域住民の皆様の安心・安全を守る拠点として今後も活躍できることを期待しています。

事務室の天井・壁・床が改修されました

 

工事中は出張所へお越しいただく関係者の方、付近住民の皆様にはご迷惑・ご不便をおかけしておりますが、今しばらくご理解とご協力をお願いいたします。改修工事終了は3月中旬頃の予定です。新しく生まれ変わった武儀出張所へ是非一度遊びに来てください!

 

自然水利の調査について

ほのおのにっき 2023年3月14日

関消防署 津保川出張所では、火災が発生した時に使用する消火栓と防火水槽の定期点検に合わせて、自然水利の調査をしています。自然水利とは、自然に存在する河川や湖のことを指します。

津保川出張所が管轄する上之保地域は山が多くあり、消火栓と防火水槽が合わせて268個あります。一見すると多く思えますが、ほとんどの消火栓と防火水槽は住宅の近くにあります。山で火災が発生すると火災現場から消火栓や防火水槽までの距離が遠いことがあり、水不足になる恐れがあります。そのような時に自然水利を使用することで水不足を解消することができます。

昨年度、山で火災があり、周りに消火栓や防火水槽がなく自然水利を使用する事案がありました。幸いすぐに火を消すことができましたが、自然水利の重要性に気づかされました。

 

火災がないことが一番良いことですが、もしもに備えて今後も調査を継続していきます。

第9回救急技術発表会を開催しました!

ほのおのにっき 2023年3月13日

令和5年3月7日に、第9回救急技術発表会を開催しました。

救急技術発表会とは、救急隊員の医学知識の習得及び病院前救護技術の向上を図るために毎年行われている行事です。実際の救急の現場を想定したシナリオで、選抜された救急隊が活動を行い、職員の前で活動の発表をします。より良い活動を目指して、病院の先生もお招きして、ご指導ご助言をいただきます。

令和元年から令和3年まで、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止していましたが、3年ぶりに開催することができました。

今回、救急隊に課された想定は「体内で出血してショックの症例」「寒い時期に廊下で倒れて低体温の症例」「心肺停止状態で延命処置を希望しない症例」でした。救急隊はどの想定かは知らされず、現場の状況・情報に基づいて救護活動を行います。

本当の救急現場も緊張しますが、救急技術発表会は消防職員や病院の先生もいらっしゃるので、いつもとは違う緊張があります。私も救急技術発表会に救急隊として参加したことがありますが、ものすごい緊張で脇・背中に汗をかいた思い出があります(笑)。

どの救急隊も、日頃からの訓練の成果もありスムーズな活動を行えました。課題も見つかり、次の現場で活かせるよう今後も勉強・訓練していきます。見学した職員も、頭の中で活動のイメージをしたり、大切なことをメモをとるなど実りのある発表会だったと思います。

最後に、今回の発表会に参加した救急隊と運営の皆さんの素敵な笑顔の写真で今日の日記は終わろうと思います。

 

一般協力者表彰・感謝状贈呈式を行いました

ほのおのにっき 2023年2月8日

令和5年1月4日に管内で発生した火災事案で、早期発見、通報、初期消火をしていただいた方々へ、中濃消防組合消防長より感謝状を贈呈しました。

勇気ある市民の行動により、火災による被害を最小限にとどめることができました。

 

 

救急救命士への道のり

ほのおのにっき 2023年1月31日

こんにちは。私は昨年の4月から新米救急救命士として救急現場へ出動しています。

今回の日記は、救急救命士になる道のりについて、お話ししたいと思います。

まず、救命士になるためには、なんといっても『国家試験』を受験しなくてはいけません。たくさん覚えることがあって…けっこう難しいです。

国家試験を受験するには受験資格が必要になります。私は消防士になってから救命士を志したため、専門学校や大学での勉強とは異なり、現役消防士の要件で受験資格を満たしています。ではでは…

 

・受験資格その1・・・消防署での勤務5年以上または2000時間以上救急業務を経験

すること。先輩からのとてーも手厚い教育を受けます。

・受験資格その2・・・救急救命士養成所で6ヵ月以上のすごーく厳しい研修を受けること。

 

以上の要件を満たすことでやっと国家試験を受験することができます。

いざ国家試験です。午前の2時間40分 午後の2時間40分 一発勝負!

初めて見る問題、サラーサラーと問題をめくる音・・・試験はマークシートなのですが、緊張で丸が塗りつぶせないほど手が震えました。

 

合格発表は支えてくれた職場の同僚とインターネットで確認。受験番号を確認した時のホッとした気持ち、傷病者に寄り添える救命士になるぞ。という熱い気持ちを今でも鮮明に覚えています。

 

 

そんな時から早くも1年が経とうとしています。

まだまだ、先輩救命士のように的確に判断しつつも傷病者に寄り添える救命士には程遠いですが、あの時感じた気持ち、初心を忘れないよう精進していきたいです。

 

車両紹介 ~笑顔が燃料~

ほのおのにっき 2023年1月18日

Smile・えがお を燃料に動く車が洞戸(出)にあります!

消防士が手作りした木の柔らかさのあるミニ消防車&ミニ救急車です。

本物の消防車と救急車が出動するときはとても笑顔では乗れませんが、

この2台は子どもたちに満面の笑顔で乗って喜んでもらうものです。

子どもたちへの防火指導に一役買ってくれるこの2台も当本部の大事な車両です!

【 火 災 に 注 意 】

ほのおのにっき 2023年1月13日

火災が多発しています。

火災であなたやご家族の大切な財産や思い出が燃えてなくなってしまったら…….

どんな気持ちになるでしょうか?

 

悲しい….なんて一言では言い尽くせないほどの気持ちになってしまうのではないでしょうか?

 

火災は予防できます。

一人一人のほんのちょっとした心がけで防げるのです。

 

「寝たばこは絶対にしない」

「ストーブの近くには燃えやすいものを置かない」

「コンロの火が袖口や体に触れないように注意する」など

 

皆さんの大切な家族や財産・思い出を守るため、火気を使用する際は、十分に気を付けてください。

よろしくお願いします。

年末のごあいさつ

ほのおのにっき 2022年12月28日

 

今年もホームページ&インスタグラムなど、見ていただきましてありがとうございました。

そして今年もあとわずか、72時間とちょっとになりました。

消防本部の仕事納めとなる今日は「手話」で年末のごあいさつをしてみました。

火事や事故に気を付けて、よいお年をお迎えください。

2023年も引き続き、中濃消防組合をよろしくお願いします。

PS 現場の消防士は、みなさまの安全のために、年末年始も頑張っています!

※インスタグラムと同じ動画を使用しています。

 

旧タンク車撮影会について(注意事項)動画あり

ほのおのにっき 2022年12月12日

 

撮影会について

日 時 令和4年12月17日(土) 11時00分から15時00分まで

場 所 関消防署 西側駐車場 岐阜県関市西欠ノ下5

対 象 車両見学及び撮影希望者

注意事項 希望者には下記ルールの順守をお願いします。

・緊急車の出動、付近住民の迷惑となる行動、路上駐車などは行わないでください。

・車両周囲に設定したコーンの中には立ち入らないでください。

・トイレは指定場所の使用のみとして、その他庁舎内、車庫等へは立ち入りしないでください。

(車庫内へ立ち入っての他車両の撮影等、今回はご遠慮ください。)

・お互いにルールを守って気持ちよく撮影等してください。

・今回のマナー次第で今後の同様イベントに影響があります。

・自家用車、自転車で来場された場合は訓練塔の間に駐車、駐輪してもらいます。

・駐車場から見学場所までに、体温計、手指消毒器を設置します。それぞれセルフで実施してください。

・敷地内はマスク着用を基本として、写真撮影時に他人との距離が確保できるときだけ外すことを許可します。

・現場責任者として総務課員が常駐しますので質問等はこちらまで。

・雨天決行。※警報等が発出される場合は中止。

住宅用火災警報器の意識付け改革の断行 ~効果は・・・~

ほのおのにっき 2022年12月9日

「住宅用火災警報器」も、平成23年6月1日から法律で設置が義務となってから約11年が経ちました。

住宅用火災警報器という言葉も、世間的に馴染み率は100パーセントに近いと思うところですが、設置率については・・・・・という現状であります。

設置が義務となってからは、中濃消防組合消防本部も「設置率100パーセント」を目標に、様々な機会の場でパンフレットを渡しながらの対面式でのお願い、他の方策として各自治会の協力による回覧板でのお願い等々、手を尽くしてきたところですが、まだまだ程遠いという状況であります。

「でも、まだ、お願いの方法はある!」という思いを胸に、武芸川出張所の職員9人が一丸となって実施した設置普及促進活動をご紹介します。

 

実施するにあたり

① 通りがかった人の視線を集めること

② お金をかけないこと

③ 武芸川町に貢献できること

以上の観点から「主要道路沿いのゴミ拾い」を実施しながら広報という取り組みを行いました。

実施した状況は写真のとおりで、「消防署員が行っていますよ」という点もアピールしています。

この活動が効果につながったかどうかは分かりませんが、今後も「目に留まる」ということを意識した普及広報を行っていきます。

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