ほのおのにっき

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悪夢の日々

ほのおのにっき 2019年1月8日

先日、私は家族を連れ、イルミネーションが綺麗と言われている愛知県一宮市にある『138タワーパーク』へ出掛けました。

 

広大な広場や遊具があるパーク内には、周辺の景色が一望できる高さ138メートルの138タワーがあり、中部地方では観光スポットとして有名です。

しかし一方で、岐阜県の消防士たちにとって『悪夢の日々』を思い出す場所でもあるのです・・・。

 

岐阜県内の消防本部へ採用された消防士たちは、まず岐阜県消防学校の初任教育という課程へ入校し、半年間厳しい教育を受けますが、その中で138タワーの非常階段を駆け上がる鬼の行事があるのです。(訓練のひとつです(笑))

 

【138タワー駆け上がり訓練 内容】 ※数年前はこんな感じでした。

① 防火服を着装した状態で重りが入ったリュックを背負い、皆で歩調を合わせ消防学校を出発。(当時の気温約30℃)

② 倒れそうになりながら138タワーに着くや否や、タワーの階段を一人ずつ頂上まで駆け上がる。

③地上へ降りた後、今度は 4人1組で消防ホースなどの資機材を持ち、もう一度頂上へ駆け上がる。

④ 行きと同様に歩いて消防学校まで帰る。

 

 

厳しかったからこそ、達成感も大きく、消防士としてより成長できた訓練でした。

『あの時の自分はよくやりきったなぁ・・・。』

無邪気に遊ぶ子どもたちをよそに、消防学校での『悪夢の日々』を思い出し感慨にふけるのでした。

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気持ちを新たに・・・!

ほのおのにっき 2019年1月4日

みなさん、新年明けましておめでとうございます!

今年は新元号元年。新元号はいったい何になるのでしょうか。気になりますよね。

さて、2018年を振り返ると全国的に災害の多い1年でしたが、我が関市・美濃市でも7月の豪雨災害や台風21号により多大な被害を受けました。

 

さらには、昨年の当組合の主な出動件数のうち救急出場件数については、過去最多を更新してしまいました・・・。

 

しかし!

下を向いてばかりはいられません!

嫌なことは年末にすべて洗い流してしまいましょう!!

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と、いうことで大切な車両、庁舎はもうピッカピカにしました♪

 

ピッカピカといえばもう一つ。

災害は年々多種多様化し、「想定外」と言われる災害も起きていますが、

それに立ち向かう私たち消防も日々進化しています!

 

新たな装備!

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新たな車両!!

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そして、どんな災害でも対応するために積み重ねる努力!!!

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これからも「どんな時でも頼れる、そして身近に感じてもらえる消防本部」を目指していきます。

 

2019年がみなさんにとって良い1年になりますように。

今年も中濃消防組合、そしてほのおのにっきをよろしくお願いします!!

新 年 の ご 挨 拶

ほのおのにっき 2019年1月1日

明けましておめでとうございます。

皆様には、希望に満ちた平成31年の新年を迎えられたことと、心からお喜び申し上げますとともに、平素から消防行政の運営にご理解をいただき、深く感謝申し上げます。

中濃消防組合といたしましては、本年も創意工夫を凝らして各種の防災対策を強力に推進し、引き続き地域住民の安全確保に取り組んでまいります。

 

ここで年頭にあたり、現在、当消防組合が推し進めております今年度の重点目標をご紹介したいと思います。

 

「社会生活が多様化し、少子高齢化がますます進展する社会情勢に鑑み、地域住民の安心・安全を確保するため、職員の知識・技術の向上を図り、関係団体及び市民と一体となった地域防災力の強化を図る」

というものでございます。

 

この重点目標には、消防力や救急救助、指令体制、防火対策、資質向上など5項目の推進事項があり、全職員が一丸となって取り組んでいるところでございます。

 

以上、重点目標の一端についてご紹介いたしましたが、皆様の生活の安全確保に向け、全職員が一致団結し、地域住民の負託に応えられるよう、努力をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

昨年は、「7月豪雨」により、この地方でも甚大な被害を受けました。

被災されました皆様方には、心からお見舞い申し上げますとともに、今年こそは災害のないことを願い、さらには安心安全な地域づくりを目指して邁進していきたいと考えております。

 

終わりに、皆様のますますのご健勝とご多幸を祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。

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中濃消防組合                  

消防長 藤 田 哲 也

 

消防士も手入れは大切

ほのおのにっき 2018年12月27日

皆さん、肩こりや腰痛で悩んでいませんか?

私も2年前にぎっくり腰、1年ほど前に右腕に痺れが出て、しばらく動かせない事がありました。接骨院に行き低周波治療を行っていたのですが、一向に良くなりません。

 

そんな時に、友人からカイロプラクティックを紹介してもらいました。カイロプラクティックとは、「背骨や骨盤のゆがみを徒手によって矯正する治療法」のことです。

実際に診察をしてもらうと、「かなり背骨と骨盤のゆがみがありますよ。これじゃあ腕が痺れるのも仕方がないですね」と言われました。「治りますか?」との質問に「大丈夫、必ず良くなります」と答えてくれました。

 

半信半疑で施術を受けてみました。始めは全身の筋肉をほぐすために軽くマッサージを行いました。これだったら整体と変わらないと思っていたところ、「身体を横に向け力を抜いてくださいね」と言われ、腰のあたりを押されると「ボキボキッ!!」という音が!!何が起きたのか解りませんでしたが「ズレていた背骨を矯正しましたよ」と言われ、その後も背中と首の辺りをボキボキと矯正してもらいました。

慣れない事で驚きましたが、施術を行った後は体が楽になっており、腕の痺れや腰の痛みが治まっていました。

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どういうことなのか先生に聞いてみると・・・

背骨や骨盤がゆがむことで神経が圧迫され痺れや痛みが出るとのことで、背骨や骨盤を正常な位置に戻すことで痺れなどが無くなる

と教えてくれました。

背骨は、正面から見ればまっすぐ上に伸びており、横から見れば緩やかなS字カーブを描いているのが正常な状態だそうです。

ある程度は自己修復能力で元に戻す働きがあるそうですが、毎日同じ姿勢で作業したり、良くない姿勢で寝たりすることが続くと、修復機能が追いつかず痛みが出ることも教わりました。

 

私たち消防士は出動や訓練等で体を酷使しているため、腰痛に悩んでいる人も少なくありません。多くの人は、体を手入れする習慣がなかなかなく、痛みが出てから治療するという悪循環を繰り返しています。

人はそれぞれ癖があり、どんな人でも骨格がズレるものです。毎日少しでもいいので自分の体の手入れをすることで、痛い、辛い思いをすることなく健康に過ごすことができます。健康になればやりたいことも何でもできるようになり、楽しい日々を過ごせるのではないでしょうか。

 

今回は一つの例を紹介しましたが、人はそれぞれ健康法を持っていると思います。共通して言えることは、毎日少しでもいいので自分の体を労わる時間を作り、少しでも手入れをすることが大切だということです。

今では、毎日のストレッチと定期的な矯正を行うことで、痛みのない生活をおくれています。

健康を維持していくため、これからも体の手入れは続けていきたいと思います。

Meeting and farewell ~出会いと別れ~

ほのおのにっき 2018年12月26日

出会いがあれば別れもある・・・

 

先日10年連れ添った相棒とお別れをしました。

 

彼女とは昼夜問わず様々な燃え上がる場所へ一緒に行き、いつも私のことを守ってくれる存在でした。

 

そんな彼女とのお別れは突然でした。

 

そう、私の前に現れたのは・・・

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美しさと才能を兼ね備えた新しい女性!!(新型防火衣)

長年連れ添った相棒とは別れ、これからは新しい彼女と一緒です。

きっと新しい彼女も私のことを守ってくれると思います。

 

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旧相棒の写真です。どことなく寂しげなのは気のせいでしょうか。

「今までありがとう・・・さようなら・・・。」

 

こどもの習い事・・・ 将来は・・・

ほのおのにっき 2018年12月20日

小さなお子さんのいるご家庭で、「お子さんの夢は何ですか?」と聞くと、「消防士になりたい!」と言う、消防士である私にとっては頼もしいお子さんがいると思います。

しかし、子どもの夢は無数でありますし、もしかしたらお父さん・お母さんが、子どもの将来を考えた習い事を、小さなうちから学ばせているご家庭もあるかもしれません。

 

私にも小学6年生の長男がおり、「将来の夢は?」と聞いてみましたが、「別に・・・」という過去に聞き覚えのある言葉しか返ってきませんでした。

でもそんな子にも、将来という考えまでは全くありませんでしたが、今までいくつかの習い事をさせてきましたので紹介します。

 

まず、幼少期から学習力を伸ばそうと考え、タブレットを用いた通信学習を申し込むも・・・数日後にはタブレットの電源を入れることもなくなるという状況により終了。

同じく、幼少期から体を鍛えようと考え、スイミングスクールへ通わせるも・・・必死のバタフライも虚しく、右肩の骨折により終了。

 

そんな中、幼少期からの感性を高めようと考え、今でも続いている習い事が一つだけあります。それは「生け花」であります。

生け花と一言で言っても様々な流派がありますが、妻の友達のお母さんが生け花の先生をしているということで、結果的にその流派で習っているところであります。

男の子で生け花・・・正直、続かないだろうなぁと思っていましたが、はじめてから約5年が経ち、今でも楽しんで続けています。

 

生け花を通じ、子どもの感性が高まったかどうかは日常の生活から今のところ感じることはできませんが、この先の人生で人さまのお役に立てるようなことにつながれば父親として満足であります。

 

「消防士になりたい!」という夢は私の子には全くありません。また、幼少期の習い事が消防士になるため役に立つことはないかもしれませんが、「消防士になりたい!」という夢をもつ有望な子どもさんが、一人でも多く誕生してくれることを期待します。

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先生から習っているところ

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自宅に持ち帰り 一部修正

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完 成 !

放課後フィットネスクラブ!?

ほのおのにっき 2018年12月19日

こちらは「中濃消防組合フィットネスクラブ」…いえ、間違えました。「指令センター」です。え?「指令センター」って?? そう、119番通報などを受けるところですね。

 

消防士の仕事って、一般の方からみると何かいつも訓練とかしていそうな・・・そんなイメージがありますよね!?

まあ現場のみならず、たとえば総務関係の部署なんかはデスクワークがメインとはいえども、普通は他の部署との調整などで結構動き回っているものです。

でもそんな消防のお仕事の中でも、トイレに行く以外ほとんど動かない(動けない?)なんて部署があるのです! それが「指令センター」というところ。

ここの職員はずっと椅子に座って地図ディスプレイとにらめっこしているわけで、現場中心の職員に比べると何と運動量が少ないことか(汗)。

 

ですがっ!!そんな運動不足を解消するため、そしていつ現場に戻っても活躍できるよう、「指令センター」の中で放課後・・いや休憩時間内に「とあるトレーニング」をしています。

 

そのトレーニングは「バーピー」という超高負荷運動で、5分間で完結という短時間であるにもかかわらず、なんと45分間の有酸素運動に匹敵するといわれています。

指令センターでこの「バーピー」をやっているという噂は瞬く間に広まって、消防本部に勤務している事務の女の子達も一緒にやることがあります。皆でやれば辛いトレーニングであっても乗り越えられますよね!たった5分ですし!

 

「ほのおのにっき」を見ている皆さんも、運動不足の解消と健康管理のため「バーピー」始めてみませんか? たった5分ですよ!

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実るほど頭を垂れる稲穂かな

ほのおのにっき 2018年12月18日

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉、皆さんはどういう意味か分かりますか?

 

ことわざ辞典で調べてみると

「稲は実が熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだ」と書かれています。

しかしある先輩に

「『実るほど頭を垂れる稲穂かな』という言葉にはもうひとつの考え方がある」

と教えていただきました。

それは

「大きな成功を収めたり、徳を積んでいない、若いうちから頭を垂れるな!!小さくまとまるな!!」

という考え方です。(※あくまで個人の見解です)

私の友人や親戚などで成功を収めている人たちや、私が尊敬する先輩は、ほとんどが謙虚な方ばかりです。

しかし、その人達は若いうちから謙虚だったのでしょうか?そんな事はないと思います。

成功を収めるために、謙虚とは逆に自分のやりたいことを、自分のやりたい方法でどんどん押し進め、ガムシャラに働いていたのではないでしょうか?

しかし、その傲慢なやり方によって手痛い失敗や、苦い経験をする時もあるハズです。

その経験から自分の望む結果を得るための立ち回り方を学びます。

結果として、成功を収めた人は謙虚となるのではないでしょうか?

稲も苗のときは、ライバルよりたくさん日光を浴びるためにグングン上に向かって伸びていきます。

そして大きな実りを得た時は、自分の意思で頭を垂れているわけではありません。自然に頭が垂れるのです。

成功を収めた人も、それまでの経験から自然と謙虚になっていったのではないでしょうか?

まだ何も得ていない若いうちから頭を垂れてしまっては大きな実りを得ることはできないのかもしれません。

 

 

私は働き盛り全開の35歳の消防士です。

私の考える「消防士にとっての大きな実り」とは、安全でスムーズな災害現場活動です。

これができるよう、日々の訓練や業務を一生懸命行っていきたいと思います。

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※写真はイメージです。 本当はいつも優しく指導してくださる先輩です♡

 

手痛い失敗で苦い経験・・・

ここで学ぶ事が大切

失敗を認めて改善

次への糧とします!!!

女性の方もお待ちしております

ほのおのにっき 2018年12月13日

消防の仕事には、皆さんがご存知のとおり、火災の予防や消火活動、救急活動、救助活動など人命に関わる業務があります。

現在、中濃消防組合では、約170名もの職員が、管轄する関市・美濃市でこのような業務を行っています。

しかし、全職員の中で女性吏員は5名(全体の2.9%)で、男性吏員がほとんどの職場なのです。

平成6年に女性の労働基準が見直されたことにより、女性消防吏員が働くことのできる環境が整い、増加が図られてきたところです。

しかし、中濃消防組合に限らず、全国の消防吏員に対する女性吏員の割合は2.6%と依然として少なく、警察、自衛隊といった消防と同じような組織と比べても非常に少ない現状です。

 

消防の仕事というと住民の安全・安心のための活動が使命であることから、体力重視の男性の職場というイメージがありますが、救急、予防、指令など女性としての能力が発揮できる分野も多くあります。

 

今年も残すところあとわずかとなりました。

来年は、消防の仕事に興味を持っていただける方が、女性も含め一人でも多くなればと思っています。

こんなことを願い、職員の採用に関わる裏方的業務も、また、消防の仕事の一つです。

 

国は、2026年までには女性吏員を5%にまで引き上げる数値目標を掲げています。

そこで、新年度も採用の説明会を何度か行っていきます。男性の方はもちろん、女性の方も大歓迎です。

少しでも関心のある方は参加してみてください。

また、ホームページ内に女性職員の特設ページがありますので、こちらもご覧ください!
特設ページ「女性消防士活躍中!」はこちら

 

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我が家の備蓄食料事情

ほのおのにっき 2018年12月12日

「みなさんのお宅では災害に備えて何か対策をされていますか?」と聞くと、家具の転倒防止器具や非常用の持ち出し袋など、防災に対する意識の高まりから様々なグッズを揃えていると回答を得る機会が増えてきました。9月1日の防災の日はすでに過ぎていますが、先日TVで防災グッズが特集されていたことを機に、我が家が被災した場合について家族会議を行いました。

防災に携わる者として、家具・家電の固定や趣味のキャンプを生かした、非常持ち出し袋は家族分を準備していますが・・・、大事な水・食料が全くないことに気付きました。

災害が発生したらまず、負傷することなく生きのびることが大切ですが、大規模災害時など避難所に入れない場合や補給物資が手に入るまでのことを考えると、最低3日分(可能ならば1週間分)の食料と飲料水が必要と言われています。キャンプで食べられる食糧や、どんな水でもろ過するストロー型の浄水器は持っていましたが、家族4人、3日分には程遠い量でした。圧倒的に家族分の食料と飲料水が足りないことに危機感を感じ、早速スーパーへ走りました。

1日1人当たり水3L、家族4人分で12L×3日=36L。これは2Lペットボトルの水を箱単位で購入すれば2箱で足ることになります。また、今すぐ手に入り保存が効く食料=缶詰めや干物、インスタント物、レトルト物と考え、予算は1万円!!1年は保存できる物に限り手に入れてきました。

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まだまだ改善の余地ありです。

 

保管する場所は家の通し柱がとおっている押入れで、かつ出入り口に近い場所にしました。我が家ではこれを賞味期限が切れそうな順に前に出して保管し、賞味期限が来たら食べて不足分を買い足していく計画です。これをローリングストック法と呼ぶそうです。普段から少し多めの食材を入手し、使ったら使った分だけ買い足しておく方法です。これで常に新しい食料が備蓄されることになります。また、最低3日分の家族の食料を確保するには、軽くてかさばらない物を備蓄するようにしましょう。でないと我が家のように保管場所を大きく取らなければならなくなります。普段の食事に使うちょっと賞味期限の長い食材を常にローリングストック法でストックしておけば保存期限を気にすることなく食料を備蓄できるのでおすすめです。

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2つの箱に分け、賞味期限が早い物順に入っています。

 

今回はお手軽に手に入る食品でそろえましたが、防災用の長期保存食の方が最近は保存期間が長いのはもちろん栄養面もよく考えられて作られているみたいです。これからそちらは徐々にそろえていこうと思います。
  

(今回の投稿は農林水産省「緊急時に備えた家庭用食品備蓄ガイド」を参考にさせていただきました)

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